2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!本とJazzと珈琲と。定休日 : 月曜・第1,第3日曜&ほぼ第4火曜。 本の貸し出、販売しています。
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Am10:00~Pm6:00(冬時間Pm5:00)

定休日

毎週月曜 & 第1・3日曜、第4火曜

5月のお休み

6(日)・7(月)・14(月)・20(日)・21(月)・22(火)
・28(月)



5月の予定

毎週土曜日 Pm0:30
“されど⋅⋅⋅でお買い物” 
移動販売車 終了!

5月2日(土) 
Pm2:00~Pm4:00
“ギターの時間” GW.スぺシャル  
定員5名程度 参加自由 ワンドリンク 制

5月10日(木) 
Pm1:00~4:00 
“今さら聞けないスマホ・パソコン教室
定員5名程度 参加自由 飲み物付き¥1000- 

5月17日(木)・31日(木)Pm1:00~3:00・
”翻訳家 乾真由美の"日常英会話”     
参加費¥1000+ドリンク代
定員5名程度

5月19日(土)
Pm1:00~2:30
“ブックトーク"
参加自由 ワンドリンク制
お薦め本1冊持参 定員10名まで

5月26日(土) 
Pm2:00~Pm4:00
“ギターの時間”   
定員5名程度 参加自由 ワンドリンク 制


動画
★されど・・・ワイン倶楽部&ギター・クラリネットミニライブ

★手作り楽器ワークショップ&コンサート in saredo



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2018年 02月 04日 ( 1 )

“おらおらでひとりいぐも”

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おら おらでひとりいぐも
若竹千佐子
河出書房出版社

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遠野の山姥の一人芝居のような本でした。
心地いい 東北弁に、まったり桃子さんの世界に誘われ、
気づけば、一気に桃子さんの生の核心に迫ります。



P.12
ああ確かに。飛び飛びで細切れの逃げる思考を捕まえるのは容易でないが、それでも年齢からすれば今がまとまって物を考える、絶好かつ最後のチャンスかもしれない。あと何年。とにかくこの状態を維持しながら、あと何年生きられるのか。んだ。これからは常に逆算して、ものを考えなければならないのであって 。



本書 P90
······おらくやしいのは新しい女のつもりだった。家に縛られない。親の言いなりにならない。それで出てきた。故郷を捨てだ。で、それで何だったか。結局古い生き方に絡め取られた。誰それのために生きるという慚愧怨念の行き方をしてしまった


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P.114
自分がわかっていると思っていたのが全部こんな頭でっかちの底の浅いものだったとしたら、心底を身震いがした。もう今までの自分では信用できない。おらの思ってもみなかった世界がある。そごさ、行ってみって。おら、いぐも。おらおらで、ひとりいぐも。

切実は桃子さんを根底から変えた。 亭主がいまある世界の扉を開いたのだ。
桃子さんが抱えた秘密、幸せな狂気。桃子さんはしみじみと思うのだ。悲しみは感動である。感動の最たるものである。悲しみがこさえる喜びというのがある。


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インパクトの強い東北弁で翻弄され勝ちですが、
桃子さんは75歳です。
都会人になって51年。
ジャズが頭のなかを駆けめぐる、小幡彩貴さんの挿し絵のような都会のおば様です。

おや。これは作者??

P124
亭主が死んで初めて、目に見えない世界があってほしいという切実が生まれた 。 何とかしてその世界に分け入り何とかしてその世界に分け入りたいという欲望が生じた。

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帯より
ほんとはね、本当は「独りがいい」。出会いも歓びだが、死別も解放だ。地声で語られた女の本音が炸裂!
ー上野千鶴子氏 (社会学者)


Ora Orade Shitori egumo
(by宮沢賢治 “春と修羅 永訣の朝”)





📕

by bookcafe-saredo | 2018-02-04 23:13 | 本の紹介