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2017年 10月 11日 ( 2 )

明日は“今スマ” あります!

明日は第2木曜 “今スマ”の日です。
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10月12日(木) Pm1:00~4:00
 “今さら聞けないスマホ・パソコン教室”
  定員4~5名 参加自由 
参加費 ¥500 + ワンドリンク

新しいスマホにして2ヶ月半📱✨
お陰さまでノンストレスで使っています。

最近の悩みは、エキサイトです。
ブログ更新中、突然画面が変わり打っていた文章が消えてしまいます。最初から打ち直しです💧


よろしかったらどうぞ😃✌️







💻

by bookcafe-saredo | 2017-10-11 21:10 | お知らせ

カズオ イシグロ

まさかのノーベル文学賞 カズオ イシグロさん!!
おめでとうございます🎉

びっくりです。村上春樹さんはさておき、
イシグロさん、知らなかったです。すみません!
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さっそく、ネット情報です
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発表日、とりあえず“日の名残り”注文しました。

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知人はすでに、こんなに読んでいました。


あまりにも有名すぎて、今や知らない人はないほどの ”時の人” ですが、ざっくり調べると
長崎生まれ。5歳の時、父親の仕事の関係でイギリスに渡り、ケント大学・イーストアングリア大学院卒業。27歳で作家になり、作品は40か国語で翻訳されている世界的に有名な作家です。28歳で帰化。
彼曰く「今は日本人の顔をした英国人」とのことです。

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さすがの Amazon さんも まだ届きませんが、
8日(日)にNHK Eテレで ”カズオ・イシグロ“文学白熱教室”の 再放送がありました。
 
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録画して、じっくり見ました。

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”文学白熱教室”は、2015年7月17日の再放送でした。

まずは講演を聞きに来ている人たちに、
「なぜ小説を読みたいと思うのか、なぜ書きたいと思うのか」
と、問いかけます。

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根底にあるのは「薄らいでいく記憶を保存したい」という思いだった。
小説は、情緒的な日本をとどめることができる。それが出発点だった。


自分の心や頭の中にある内なる世界を、人が訪れることができるような具体的な世界を外に作る方法だ。そうすれば私は安心できる。小説というものの中に安全に保存される。
 
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1989年には “日の名残り”で、イギリスでもっとも権威あるブッカー賞を受賞されています。

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小説を書く動機について彼はこう語っています。

23.4歳の頃、私は小説に興味がなかった。音楽に興味があった。ロックだ。ある日突然、フィクションを書いた。
大人になるにつれて記憶と共に日本が薄らいでいき、私はただ、この秘密裏に残しておいた個人的でかけがえのない日本を紙に書き記したかったのだ。それが小説家になろうと思った本当の動機だった。

小説に書く事が私の世界を安全に保存する方法だった。薄らいでいく記憶を保存したいという思いだったのだ。
記憶に残る日本を書くうちに、日本のことだけを書いているのが自分じゃない。
普遍的なことを書く作家として認識されたかった.

小説の持つ意味を探し求めていきます。

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多くの文明の力は、まずは創造から来ていて、私たちはどこかで異なる世界へ行ってみたいと思っています。
現実とは違っていていい。
こんなことができるのはフィクションだけ。
人はフィクションを必要としているのです。

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小説には重要な真実が含まれている 。
ある街のある場所で 人々は飢えに苦しんで死んだという
事実だけでは人間は不十分だと感じるのだ。
私たちはどう感じたのかを伝えて欲しいのだ。

どうしてかわからないがそれが人間の本能なのだ。

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なぜ わざわざ事実でない話を読みたいのか。

長年執筆活動して気づいたことがある。
心情を伝えること。
自分たちの体験に対して人間としての感情を分かち合うことは 非常に重要なことなのだと思う。
人間は社会で経済活動をするだけでは不十分なのだ。
心情を分かち合う必要がある。

私が小説を書くときはこう言おうとしているのだ。
私はこの様に感じたそれを書いて君に見せている。
君も同じ様に感じるのか。
私がここで表現しようとしていることを少しは理解してくれるのか。
思いが伝わるのか。私はこう感じたんだと。


私も他の作家の小説を読む時その様な理由で、作品に感謝しながら読んでいる。
自分がその心情を理解できる様に表現してくれてありがとう と。

私は小説のこの点を最も大切にしている。
この世界を生きていく人間として心を分かち合うことを。

ありがとう。


終始、温厚な英国紳士のような語り口で、最後はこう締め括られていました。

持ち前のミーハーで、ざっくりカズオ・イシグロのリサーチを始めたのですが、すっかり深みにはまってしまいました。
脳力不足でうまく纏められませんが、大筋はこんな感じでしょうか 😞💦

一日も早く、彼の作品を読みたいです💕

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by bookcafe-saredo | 2017-10-11 06:53 | 本の紹介