ええっ、本当! |
まず、1番目は
もう、2~3日前になるでしょうか・・・?
この家に生まれて、ずうっと住んでおられた、もとこの家の持ち主の女性がご来店!!
「懐かしいです。母も連れてきたいのですが、アルツハイマーを患っているので・・・。
また来ます。これからも頑張ってください。」
と、言って帰られました。お昼時の忙しい最中だったので、ゆっくりお話が聴けなくて残念でした。
次回来られた際は、ゆっくりお話しさせていただきたいと思います。
そうすれば、今信じている築70年の謎も解明されることでしょう?!
楽しみです!!
2番目。
先日「茶座」に来られてた女性が、ご来店!
加古川にお住まいで、私のつたない話で「されど・・・」に興味を持っていただき、
お越しいただきました。
お昼ごはんが一段落したころ、「碧眼の良寛」という
何とも、マニアックな本を手にされ、
「どうしてこの本がここにあるのですか?」
と聞かれました。
この本は、姫路の「ベイカ保育園」の創始者のエドウィン・ベーカーさんの生涯
が書かれた本で、私の娘たちがお世話になったご縁で入手した、
「ベイカ保育園百周年」の際に再発行された、復刻版です。
何と、その表紙写真のベーカー像を彫られたのが、彼女のお父さんだったんだそうです。
奇遇ですねえ!!
あれもこれも、されど・・・をしていればこそ!
嬉しい出逢いです。
「懐かしいわ。今もこの像あるかしら? 今度、ベイカ保育園、訪ねてみようかしら・・・。」
なんて言って、帰られました。
思えば・・・
今の私があるのは、ベイカ保育園の岡園長先生との出逢いがあったればこそ、なんです。
突然の義母の交通事故で、急きょ
長女を1歳児で保育園に預けなければならなくなった時、
おろおろしている私に、本当に慈悲深い良寛様のようなまなざしで、
「大丈夫ですよ。私どもでお預かりしましょう。」
と、言って下さったのです。
初めてのことばかりで、戸惑っている新米母子にいつもやさしい言葉をかけていただき、
その後の、3人の子育てをしながらフルタイムで働く自信に繋がりました。
その頃でも創立90年近く経っていたので、園庭は狭く、
建物はお世辞にもきれいとは言えませんでしたが、
とにかく質素であったか だったんです。
きっと、彼女のお父さんのベーカー像あると思いますよ!
今思えば、ちょうど今の私が、
あの頃の園長先生の年齢になっているんでしょうね?
上品で言葉少なで慈悲深いお人柄・・・私もお会いしたくなりました。
岡園長先生こそ、わたしの憧れのマローンおばさん だったのかもしれません!
秋の夜長、ちょぴりノスタルジックな気分に酔ってしまいました。
秋っていいですよね・・・。