東京どこに住む? |
by bookcafe-saredo カレンダー
お知らせ
されど•••HP
休業日 日・月(祝日営業) Am10:00~Pm5:00 (冬は5:00) 3月の予定 "卓球の時間" 3月2日(土)・16日(土) Am10:00~Pm12:00 定員 5名程度 参加自由 費用 飲み物代のみ “ギターの時間” 3月2日(土)・16日(土) Pm2:00~Pm4:00 定員 5名程度 参加自由 費用 飲み物代のみ ”スマホ・パソコン教室” 3月6日(水) Am10:00~17:00 定員 5名程度 参加自由 費用 ¥1000+飲み物代 "かきかたくらぶ” 3月8日(金)・22日(金) Am10:00~Pm12:00 定員 5名程度 参加自由 費用 ¥600+飲み物代 “ブックトーク” 3月9日(土) Pm1:30~Pm3:30 ★4月から第4土曜に変更! 定員 10名程度 参加自由 費用 飲み物代のみ “ブッコミマルシェ” 3月10日(日) Am10:00~Pm2:00 参加自由 古本市と牡蠣・パン・miniぐるり等 Pm2:00~Pm4:00 ♪春めくJAZZ演奏会♪ 乾真由美の"日常英会話” 3月12日(火)・26日(土) Pm1:00~Pm2:30 定員 5名程度 参加自由 費用 ¥1000+飲み物代 Memories 動画 2024年2月11日(日) *♪うたたね屋♪ブッコミマルシェライブ 2023年5月14日(日) BCマルシェとされど・・・16周年記念 原健太朗アコースティックギターライブ 2022年1月22日(土) “ブックトーク” 2011年2月5日 赤ワイン片手にクラリネットとギターの夕暮れ 2011年8月21日(日) ♪手作り楽器ワークショップ&コンサート カテゴリ
全体 今月のされど・・・ お知らせ アクセス イベント 本の紹介 一日一冊 ギャラリーでは 行ってきました こんなことがありました *お気に入りのお店 紹介していただきました テレビで されど…ができるまで MEMO 花 リノベーション 未分類 以前の記事
2025年 02月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 more... フォロー中のブログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2019年 03月 17日
住所格差と人生格差
速水健朗 朝日新書 これまでの人生、“何処に住むか”ってあまり考えた事がありませんでした。 ただ、そこに家があったから。 されど•••を始めるときだけは、加古川図書館のレトロな建物にひと目で惹かれて決めましたが、、、 次女の引越し問題に直面し、私も改めて“住む”と言う事について考えてみました。 そこで選んだのがこの本「東京どこに住む?」です。 東京に変化が起こっている。 それは、住む場所に対する人の考え方が変わってきているから。 人は何を目標として住む場所を決めているのか。 沿線や街自体のステータス、様々な要素と金銭的な都合の間で折り合いをつけて住む場所を決めるが、アイデンティや、ライフスタイルが現れる。 人はかつてよりも、その場所に対してユーティリティを重要視するし、ユーティリティ以上に街の個性が重視されている。 西都心部への集中している。 人はなぜ「わざわざ」都市に住むのか。 食と住の近接。 古くからの建物が残されている町で、安い家賃で面白いことをやろうとする若い人たちが集まる、東京におけるポートランド的な町は東京の東側である。 日本でも近年、手作り、エコな価値観を伴ったポートランド的な文化は大いに注目されている。 食べ物のレベルは全米屈指 さらにエコ、ハンドメイド、オーガニックといった要素を鍵に変革が進んでいるポートランド的な生活を考える場合に、人は自然と密接な環境思い浮かべるが、重要なのはポートランドが集積した都市でポートランドの教訓とは都市は拡散ではなく集積の論理で生み出されていることである。 職住近接型都市の時代が始まっている。 都市間格差が広がる時代にいかに住む場所を選ぶかが重要になっている。 都市に住むと、人は頭が良くなる。他人の近くにいることで得られる効用は頭が良くなるということで、人は人の近くにいるとお互いに学び合う。 会社の近くに住むことで生まれるユトリは通勤での疲弊を和らげる。 学ぶことが投資である。またはスキルアップのためにセミナーなどに参加する努力のことを自己投資のような考え方は比較的新しい考え方である。 住む場所が自己投資だという考え方、そしてその場所が自己投資だという考え方は同じように新しい考え方として浸透しつつある。 近接性の重要性を説いた都市礼賛本です。 目から鱗。 これまで心の奥深く燻っていた“年を取ったら都会暮らし”という私の理想が立証された感じです。 他人の近くにいると頭が良くなると言う見解は、とてもよく解ります。 いくつになっても“住む場所が自己投資”だと思いますが、果たしてどれだけの人が老後の「都心回帰」を果たせるのか、甚だ疑問です。 東京に限らず、自身に置き換え“終の棲家”に関する長年の靄が晴れた気がします。
by bookcafe-saredo
| 2019-03-17 22:47
| 本の紹介
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||