2018年 03月 12日
“眩”北斎の娘 見ました。 |
昨年9月に上映されたドラマです。
三度の飯より絵筆をもつのが好きな、北斎の三女
出戻りお栄、天才浮世絵師の物語です。
原作は直木賞作家の朝井まかてさんの“眩”で、
丁寧に作られた作品は、一本の映画を見たような満足感がありました💕
版木を切り出し、
下絵を乗せて掘ります✨
そして、色を乗せます😃
色をつけるのは刷り師さんの仕事。
紙を被せて、刷りです。
映画とはいえ、素晴らしい手際で興味津々💕
浮世絵の製作状況がよくわかりました。
北斎と二人三脚で北斎を支えた娘のお栄さんのお話です。
葛飾 応為は、江戸時代後期の浮世絵師。
葛飾北斎の三女。
膝にいたお栄が、絵筆に触れようとし、
北斎がその手に筆を手に握らせた、
浮世絵師お栄さんの誕生の瞬間です!
これぞ、浮世絵。
よく描かれています✨✨✨✨
なるほど北斎画です。
最晩年の渾身の一枚です。
百歳まで描くことを夢見、
88歳で亡くなるまで、美を追求しました。
浮世絵の出きるまでが、鮮明に描き出されています。
脳卒中を克復し、有名な富岳三十六景や百景、漫画を世に送り出し、見事な生涯を終えました。
北斎の娘、葛飾応為は
父亡きあと、美人画を追求します。
宮崎あおいの演技に引きずり込まれました。
粋な着物の着くずし方が素敵でした。
まるで、応為が乗り移ってます。
浮世絵はこうしてできるのか、、、
粋でいなせな江戸の風情が堪能できました。
久しぶりに見た、渾身の力作でした💕
女浮世絵師、葛飾応為の作品をじっくり見てみたいと思います💕
因みに“応為”という画号は
北斎が“おうい、おうい”と呼んでいたからだとか。。。
by bookcafe-saredo
| 2018-03-12 23:36
| テレビで
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