2018年 01月 31日
“種の記憶” |
種の記憶
諸井学
ほおずき書籍
この本は、縁あって作者の諸井さんからいただきました。
以前から姫路の“播火”にコツコツ書かれているのは知っていましたが、こんな立派な本を出されていたのは知りませんでした。
理工系の人の書かれる文章は、潜在的に堅く読みにくいと思い込んでいるので、ちょっと手が伸ばしづらかったです。
文系の私には、目次についたこだわりのサブタイトルが、すでに難しそうでした。
自伝的進化回想録と帯に書かれているので、ほぼノンフィクションなのでしょう。
二編目ぐらいから、徐々に読みやすくなりました。
同世代、同郷なので、時代背景や情景が分かりやすく、苦手意識は何だったのか、一気に読んでしまいました。
下駄箱で手紙を交換するような、いじらしい青春時代。
彼女のことを自制して受験に打ち込む、一途な時代。
大学進学でしか、家を離れられなかったそんな時代。
何れもこれも、いとおしいです💕
社会人になってからの水族館のサンショウウオのくだりで、井伏鱒二を思い出し、
アフリカ赴任時代では、“沈まぬ太陽”が思い浮かびました。
いや、どっちかというと“情熱大陸”の方ですか(笑)
諸井さんが小説を書こうと思われたきっかけ、、、
なんとなくわかった気がします😃✌️
次回作が、楽しみです✨✨✨✨
実は昨日、諸井さんに聞いたと言って、
カフェロッジ“パルチザン”さんが来てくださいました。
数年前に大病を患われた“パルチザン”さんの御主人、今もお元気に店に立たれているとお聞きし、嬉しかったです👊✨
創業35年ぐらいになられるでしょうか?!
おままごとのようなされど···にとって、老舗の“パルチザン”さんは、喫茶店の神さまです。
いっぱい聞き、いっぱいおしゃべりしました。
あい変わらず、精力的な“パルチザン”さんの奥さまにパワーをいただきました。
そこで、
書きかけにしていた諸井さん“種の起源”の紹介、四の五の言わずにアップすることにしました。
稚拙でお恥ずかしいですが、
兎に角、本を読んでみてください😉✌️
後日、こんなカッコいい写真が届きました😆👍
📕
by bookcafe-saredo
| 2018-01-31 05:23
| 本の紹介
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