2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!本とJazzと珈琲と。定休日 : 月曜・第1,第3日曜&ほぼ第4火曜。 本の貸し出、販売しています。
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Am10:00~Pm6:00(冬時間Pm5:00)

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毎週月曜 & 第1・3日曜、第4火曜

6月のお休み

3(日)・4(月)・5(火)・
11(月)・17(日)・18(月)・25(月)・26(火)

6月の予定

6月7日(木)・28日(木)Pm1:00~3:00・
”翻訳家 乾真由美の"日常英会話”     
参加費¥1000+ドリンク代
定員5名程度

6月14日(木) 
Pm1:00~4:00 
“今さら聞けないスマホ・パソコン教室
定員5名程度 参加自由 飲み物付き¥1000- 

6月16日(土)
Pm1:00~2:30
“ブックトーク"
参加自由 ワンドリンク制
お薦め本1冊持参 定員10名まで

6月23日(土) 
Pm2:00~Pm4:00
“ギターの時間”   
定員5名程度 参加自由 ワンドリンク 制


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★されど・・・ワイン倶楽部&ギター・クラリネットミニライブ

★手作り楽器ワークショップ&コンサート in saredo



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“邂逅”



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邂逅 -珠玉の往復書簡
多田富雄・鶴見和子
藤原書店


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子供の頃、三重苦のヘレン・ケラーを初めて知った時以来の衝撃でした。
凄いです✨

(帯より)
脳出血に倒れ、左片麻痺の進退で驚異の
改正を遂げた社会学者・鶴見和子と、
半身の自由と声を失いながら、
脳梗塞からの生還を果たした、
免疫学者・多田富雄
病前、一度も相見えることのなかった
二人の巨人が、今、病を共にしつつ、
新たな思想の地平へと踏み出す
奇跡的な知的交歓の記録

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(帯より)
私は、倒れてのちの自分の変化を「回生」
という言葉で表現しております。自分が
後へ戻れない、「回復」しない、一生
重度障害者として生きるのだという
ことがはっきり分かりますと、そこで、
あとへ戻れないならば前へ進むよりしよう
がない、つまり新しい人生を拓くと
覚悟を決めました。 鶴見和子

今、私は自分の中に、何か新しい生き物
が生まれているような気がしています。重
度の障害者になった私に希望を与えてい
るのは、獣のように蠢く新しい人間のよう
です。それがはじめのお手紙で問題になっ
た私流の「回生」ないし「転生」の正体です。
多田富雄

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苦悩を与えられた人の、心の底から沸きだした魂の叫びです。
なんて気高く、強いお二人でしょう。

どんな立派な医学書より、当事者ご本人のお言葉が分かりやすく、胸に刺さりました。


本文より
もう死んだと思っていたのに、私は生きていた。それも声を失ない、右半身不随になって。
カフカの「変身」という小説は、一夜のうちに虫になってしまった男の話ですが、私もそんなふうでした。とうてい現実のものとは思えませんでした。



MRIの検査の様子がこのように書いてあります。

本文より
耳のそばで、ポカンポカン、ポヤポヤポヤ、と音がし始め、それがジーコジーコ、ガーガーガー、ビビビビビ·····というような音に変わります。 頭蓋骨の中を透視して、脳の断面図を作る検査です。なんだか非現実の空間に入ってしまった風な気がしました。
後略

なんてリアルな表現でしょう。
検査のようすはテレビ等で見て、大体の想像がつくものの、検索を受けている患者さん側からの体験を目にしたのは初めてでした。
分かりやすく、あたかも自分自身も装置の中をくぐり抜けたかのような気持ちになりました。

困難を生きる!!
お二人の難しい専門分野の話は理解できませんが、大病を患われたお二人の、強く崇高な精神のやり取りに、感動しました。

いつか、誰にでも起こりうる運命。
その日のために、勇気をいただきました。
元気な今を、丁寧に生きなければと 気づかせていただきました。

そして、そんなお二人を支えられたまわりの方のご苦労を思う時、私も覚悟を決めなければ、と身の引き締まる思いをしました👊✨





📖


by bookcafe-saredo | 2018-01-19 23:56 | 本の紹介