「ほっ」と。キャンペーン

2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!   本とJazzと珈琲と。        定休日: 月曜 ・ 第1、第3 日曜&ほぼ第4火曜日。      本の貸し出し、販売しています。
by bookcafe-saredo
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カテゴリ:されど…ができるまで( 3 )

ツリーハウス

3年前の健司君のツリーハウスです!

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こんな感じでした!

どうですか?
今と少し違っていますかねえemoticon-0136-giggle.gif












by bookcafe-saredo | 2014-07-28 15:19 | されど…ができるまで

茶座の原稿

文連姫路10月の茶座「いま ・はりま」
       新世代文化-自分からの発信
   
                                      2009.10. 6 Pm7:00~
                                      於:姫路市民会館第1教室
第4回「町屋ブックカフェから
           地域の魅力・加古川の発信」


     参考資料 写真・ショップカード・「夢のブックカフェオープン!」記事 
            図書館の記事・「されど・・・ができるまで」ブログのコピー
        
はじめに・・・  
本を通しての出会いと交流
きっかけは
「ブックカフェ」との出会い
いつ?
店名の「されど・・・」について
「されど…のコンセプト」
どこに?
毎日こんなことしてます!
次世代からの発信!


はじめに・・・ 

こんばんは!
加古川から来ました ブックカフェ されど・・・の 朝山節子と申します。 
本日はこのような場所でお話させていただく機会を与えていただき、まことにありがとうございます。
どこにでもいるふつーの「本好きのおばちゃん」で、大したことをしているわけでもなく、特にこれと
いってお話しすることもありませんが、とりあえず私の方からは、思い入れの「好き」を実現した
「ブックカフェされど・・・ができるまで」と、オープンしてから今日に至るまでの「されど・・・の様子」を
少しお話しさせていただこうと思います、文連や吉田ふみゑさんとの出会いについてはこの後、
吉田さんの方からお話してただこうと思います。

本を通しての出逢いと交流 
さて、皆さんの中にはまだ「ブックカフェ」ということばを聞いたことのない方もいらっしゃるかと思いま
す。「ブックカフェ」とは簡単にいえば、お茶を飲みながら本を読めるカフェのことです。
「本好き」が高じて作った私の店は、「ブックカフェ されど・・・」と申します。
レトロな加古川市立図書館のまん前にある、コーヒーを飲みながら、好きなだけ本を読めるカフェ
です。                                           (図書館の写真)
さらにお昼は、地元や自家用に作られた体にやさしい野菜を使った、ふつーのおうちごはんをお出し
する「ごはんや」です。                                 (ランチの写真) 
2007年4月21日オープンし、もうすぐ2年半になります。
お商売のことを何も知らない素人の「本好き」が高じて作ったお店で、ありがたいことに、やはり
本好きの人がぼちぼち集まり、
「大丈夫かいなあ?」「お店成り立ってんのん?」
と心配されながら、何んとか今日まで続けて来ました。
開店祝いに友人からもらった、詩の軸がご縁で、たつのの詩人「金田 弘」さんの軸を玄関に飾り、
書棚には今年2月送られてきた新刊書を含め、十数冊の本を並べさせていただいています。
されど・・・の開店を自分のことのように喜んでくれていた友は残念ながら、昨年亡くなりましたが、
彼女がされど・・・と金田氏を繋いでくれました。今では「自称金田氏の一番弟子」といわれる詩人の
髙谷さんや千田さん、吉田さんも「カフェエクリ」で繋がっています。さらに玄関に置いてある
「森崎伯霊」さんの画集が吉田さんと森崎大青さんを繋いでくれ、その画集を作った北星社の
部長さんを繋いでくれました。彼が吉田さんと初めてされど…に来られた時、
たまたまいらした二人のお客さんが伯霊画集を熱心に見られていたのに、感動され
「うめさん人形の写真集」など、北星社で作った本を十冊余り送ってくださいました。
この時いただいた「うめさん」の本が、されど・・・の皆さんに「渡辺うめさん」や失われつつある農村の
原風景を知っていただくきっかけになり、吉田さんの「うめさんからの贈り物」を手にする糸口に
なっています。思いがけない、嬉しい出来事でした。
毎日色んな人と出会い、色んなことを教えていただき、人との繋がりがされど・・・を育ててもらって
いるという感じです。                                    (外観・店内風景)

きっかけは、
子供のころからの「本好き」で、40を過ぎた頃から漠然と、
「子育てが終わったらいつか、本に係る仕事がしたい」
という夢を持っていました。図書館の臨時職員なのか、書店のパートなのか、はたまた他に何かある
のか分からずに過ごしていました。ところが残念なことに、仕事はなく、に今の世の中、70歳を過ぎ
ても体はますます元気なのに、どこの職場も60歳になると退職しなければなりません。
絶望的です。
できれば、元気なうちに「生涯現役で働ける仕事を探したい。」「老後の身の置き場が欲しい。」と
思っていましたが、現実は厳しいです!!
そんな都合のいい話があるわけありません。

「ブックカフェ」との出会い
そんな、ある日
図書館で偶然手にした1冊の雑誌で、東京に本とカフェを一緒に楽しめる「ブックカフェ」というのが
あること知り、衝撃を受けました。
「ええっ、これって何!!」「私の知らない、こんな世界があったんや!」
って感じでした。
私の大好きな「本とコーヒーの出会い」です。
中でも驚いたことは、古本カフェ「フォスフォレッセンス」という店を、太宰好きの30代の女性が、
たった一人で、しかもわずかな資金で立ち上げたことでした。
「こんなことができるんや!もしかして、私にもできるかも・・・。」
と、このとき、私の夢が突然、現実になってしまいました。
それからは、もう必死!まるで「ブックカフェ」のレポートを提出する勢いで、生まれて初めて、自分の
ために勉強しました。
あの頃は、まだあまり多くなかった「ブックカフェ」の情報を、本やインターネットで探しました。
まずは、衝撃のブックカフェ、東京の「フォスフォレッセンス」に飛んで行き、店主の熱い話を
聞きました。
太宰治が好きで、京都から太宰ゆかりの、東京三鷹に移り住み「古本とコーヒーの店」を開業された
女性です。わずか5.5坪の狭い店内ですが、所せましと並べられた本棚には彼女の思い入れが
充ち溢れ、本が訪れる人に語りかけてくれます。さりげなく、本が店主との距離を近づけてくれます。
なんだか、とってもいいんです。
その後、東京の娘の所へ行くといっては、「ブックカフェ」を片っ端から尋ね歩きました。おのぼりの
おばちゃんが、自転車で下北沢の街を怪しい姿で、うろうろしました。
どこの店も落ちつけて、くつろげて素敵なんです!
「本とコーヒー」最高です。
単なるカフェめぐりのつもりが
中には「スタッフ募集」なんて張り紙をしてあったりすると、すぐに移り住んで、お皿洗いをさせて
もらいたい、なんて考えたぐらいでした。
家の近くに、こんな素敵な場所があれば、いいのに・・・。
と、思い、私のまだ見ぬブックカフェの夢はさらに加速してゆきました。

残念ながらあの頃はまだ、姫路にも加古川にも私の探す「ブックカフェ」はありませんでした。京都
や大阪・神戸にはすでに何軒かあったのに・・・。くやしいっ!。
「無いのなら、作るほかない!!」
一世一代の、決断でした。

いつ?
「40にして惑わず、50にして立つ?!」
これも兼ねてから私のなかで、漠然と決めていたことでしたが・・・。
末の子が学校を出るのを待った、少し遅れて52歳になる直前の夏のことです。
「定年退職してからでいいのでは・・・」と
職場、友人、家族にことごとく反対されましたが、この時だけは譲れませんでした。
パワーのあるうちに「とりあえず5年。長年勤めた自分へのご褒美に、ちょっと高い車を買うつもりで、
頑張る。」と説得しました。
家の者には内緒ですが、本当のところ今ではだいぶ高い車になってしまいました。
決心したものの大変だったのは、長年慣れ親しみ、好きだった職場との決別です。
一番身近な上司に、相談しながら、スムーズに引き継ぎが済ませられるよう考えているうちに、
市町村の合併問題が絡み、結局初めて相談してから退職まで1年半の時間がかってしまい
ました。
途中、現実に流されそうになったり、不安でなかったと言えばうそになりますが、そのとき、すでに
物件を契約していましたので、躊躇することなく何とか前へ進むことができました。
それはこれまでの私の人生において最大の、考えられない程パワフルな行動でした。
とにかく気持ちよく退職させてもらえてよかった。本当にほっとしました。
初めて、自分の判断で納得のいく幕切れをした瞬間でした。
けれど、ほっとしたのもつかの間、それからがもっと大変でした。
夢を叶えるのは容易でありません。
退職するのを待っていたかのように父が弱り、介護を必要とするようになりました。さらに開店を手
伝ってくれるはずだった娘が妊娠し、反対に手伝わなければならない羽目になってしまいました。

2006年6月30日に退職し、されど・・・オープンまでの10カ月ほどの間に、
父の介護認定を受け、電動ベッドを入れ、デイサービスに行けるようにし、母と二人で、何とか
自宅介護ができるように準備しました。
そして、3月には娘のところに初孫が誕生し退院後1ヶ月の里帰りをさせ、4月初めには孫の
お宮参りも済ませました。

そして迎えた4月21日、ようやく念願の「ブックカフェされど・・・」をオープンさせることができました。                  
                                        
                                       (オープンの日のされど風景)

店名の「されど・・・」について

よく訊ねられる店名の「されど・・・」ですが、勿論知る人ぞ知る 柴田翔の「されど我らが日々―」
からとったものです。                               (されど・・・の本)
私が18歳の頃初めて手にし、主人公の名前が私と同じ「節子」ということもありましたが、その後の
私の人生に大きな影響を与えた1冊です。あの頃はまだ「良妻賢母だけが女の鏡」みたいに言わ
れていた時代でしたが、「女性であっても、どんな時もひとりの人間として、自分自身の力でしっ
かり生きなければならない」と私に教えてくれた本です。とてもショックでしたが、新鮮でした。
「妻であり、母であり、娘であっても常に一個の人間でなければならない。そうあれるように努力をし、
どんなことがあっても自分を生きなければならない。強く生きる勇気を持たなければならない。」
と教えてくれました。この年になって、身近に若くして亡くなっていった友達をみて、近頃はさらに強く
思います。
この本のことを語りだすと、ついつい熱くなってしまい、申し訳ありません
時代背景は違いますが、今の若い人に是非読んでもらい「生きるということ」をちょっと真剣に考えて
もらいたい、お勧めの1冊です。

「されど…のコンセプト」
次にされど・・・のコンセプトについてお話します。
好きな時を過ごし、本のある空間で愉しむ!
大好きな、レトロな図書館の前の、古ぼけた一軒家で、好きな本と好きなものに囲まれ、好きな
コーヒーを飲みながら、本について語り、好きな時間を過ごす!
何気ない、ちょっぴり贅沢な時間を楽しんでもらいたいと思っています。
ふと手にした一冊の本と、一杯のコーヒーが仕事や、子育ての疲れを癒し「また、頑張るぞー」と
思わせてくれる「元気の源」になってくれればと思います。それはまさしく、かつて子育て真っ只中の
私が探していた、居場所だったから・・・。

まちがっても、お金はありませんが、今はそんな「されど・・・」が大好きです!

どこに?
「ブックカフェ」は決まったものの「さて、どこで開くのか、どこに住みたいのか。」がなかなか決まり
ません。この年になると、友達と「終の棲家」についてよく話しますが、ある友達は「定年退職したら、
故郷に帰って自給自足の生活をする」といい、ある人は「今の家かな。」と言います。
30年余り姫路で過ごし、数年前加古川の実家に移り住んだ私には、今の家は故郷とは
呼べません。それでは、どうしたものかと考えている時、レトロな建物が一目で気に入り、駐車場
にある松の木の下で、三島由紀夫が徴兵検査を受けたといわれる、加古川図書館との出会いが
ありました。本が私を今の場所によびよせてくれた気がします。          (図書館風景)
一年余り毎週図書館に通っているうちに、ある日偶然、今の家をみつけました。

ところが、図書館のまん前とは言うものの、裏口は図書館に面していますが、玄関は車の通らない
ような細い路地を入ったところで、とてもわかりにくく、果たしてここで、店が開けるのだろうかと試案
し、この時もまた、皆に反対されましたが、不思議なことに、この時も迷いはあませんでした。
今では、わかりにくい分だけ見つけた時の感動が大きく、「隠れ家みたいでいい」と言っていただける
ようになりました。

初めは知人が一人もいないこの場所で、古い町並みに受け入れてもらえるだろうか。溶け込めるだ
ろうかと、とても不安でしたが、ご近所の方の助けが心強かったです。隣が大家さんだったのも
よかったです。大家さんは40代でご主人を亡くされ、ひとりでお寿司屋さんをされながら、3人の子供
さんを立派に育てあげられた、私より10歳上の素敵な女性です。「あなたのお金で今より良くなるん
だったら、どうしたっていいわよ。」と心強いお言葉をいただき、色々、協力して下さいました。
まだ水道が開通してなかったころ、
「外の蛇口は井戸水やから、いつでも使っていいよ。」と言ってもらったり、私のいない定休日には
花の水やりをしてもらってたり、朝、店に着くと、玄関のバケツに切り花がおいてあったりと、古い下町
の風情が残っており「ここに住めて良かった」としみじみ思います。心から感謝です。

お商売のことを何も知らず歩き始めたものの、メニューを決める段になって、はたと家賃はどうす
ればいいのか悩んでしまいました。するとある日、友達が丹精込めて作った無農薬野菜を届け
てくれ、「一人でできる範囲で、お昼ごはんを出したらいいやん」と簡単に言ってくれました。
「特別なことはできないけど、私の普段食べている、ごく普通のごはんなら作れるかな。」ということで、
愛情こもった野菜で「体にやさしいおうちご飯」を、とりあえず限定10食出すことに決めました。                                                (お昼ごはん) 

すると、次は陶芸教室で「それやったら、自分で作ってる器で出さんかいな。」という先生の一言で、
自作の器を使うことになりました。先生が古道具を買いに行かれるのに連れて行ってもらったり、
足りない器を陶芸家の友人が自分の作品をもってきてくれたりしました。他にも家にあった本をもって
きてくれたり、手作りのコースターやのれんをもってきてくれたり、そんな風に皆に助けられ、
されど・・・は何とかオープンしました。

思えば、2004年4月に「ブックカフェ」という夢に出逢って、ちょうど3年が月日が経っていました。
毎日こんなことしてます!
オープンしてからは、ぼちぼちですが常連さんが増え、私が「音楽聴きたいな。」と思ってるとギター
弾きさんが来てくれ、「布ぞうり作りたいな。」と思ってると「先生呼んできたげよか。」という具合で
ありがたいことに、したいことが現実になり、されど・・・の輪がどんどん広がってきています。

そして、「ぼちぼち本に関すること何か始められへんかな?」と思っていると、そこに現れたのが
「吉田ふみゑさん」だったのです。されど・・・ではよく「本が人を呼ぶ!」ということを話します。
不思議ですが、本好きな人が集まってこられ、初対面の人同士が、本を前に会話をされています。
初めてなのにふつーに話せるのは、やはり本のなせる技のような気がします。
吉田さんの頭のなかは文学に関する企画がいっぱいで、ブックカフェの企画は吉田さんにお任せ
です!他にもされど・・・には、ありがたいボランティアスタッフがいっぱいいます。

「ぼちぼち本の整理しましょうか!」とパソコン持参で来られ、入力してくれる人。
「ショップカード作りましょうか。」で、できた豆本タイプのショップカード。「ならばメニューも。」と出来
上がった文庫本タイプのメニューなど・・・。玄関の鉢植えをいつもきれいに、入れ替えてくださる
お隣さん。改めて2年半の歳月の長さを感じます。           (メニュー・玄関の鉢植え)
                                       
オープン当初は、姫路から手のあいている家族や友人が手伝いに来てくれていましたが・・・。
ありがたいことです。今では「遠くの親戚より、近くの他人」です。

されど・・・には実に色んな人が集まります。黙ってお茶を飲んでいるだけだと、何も生まれません
んが、目の前に本があるだけで人と人とが繋がります。
本好きな人はもちろん、いろいろな人が集まります。絵をかく人、ギターを弾く人、ものを作る人、
英語を話す人など、様々です。年齢層もママに連れられた生後1か月の新生児から、83歳の
ご婦人まで、幅ひろいです。

「当分来られへんから・・・」と言って出産の前日、お昼を食べに来てくれた人が、
無事出産を済ませ、1か月たつか経たないかのうちに「今日はこの子の、されど・・デビューです。」
と親子で来てくださいました。嬉しいですね。「されど・・・をやっててよかった」心から思う瞬間です。

昨年4月のされど・・・1周年のパーティで初の「ギターの弾き語り」をしてもらったのをきっかけに、
いろんなイベントを開催してきました。                       (されど・・・1周年)
11月に「加古川街角ミュージアム」で自慢の図書館の見える「されど・・・の2階」を初披露し、私の
陶芸の師長谷川肇・山本喜代子両先生の作品を展示させていただきました。その後は自由に「図
書館の見える2階」を利用してもらっています。                     (2階風景)

かきのじんさんの「がりがりハンコ」で、はまった「ハンコ教室」、使い古しのTシャツやトレーナーで
作るエコな「布ぞうり教室」、とりあえず着物に親しむ、畳み方から学びたい「きものサロン」など開催
しています。まずは、箪笥の中に眠っている着物を着てみて、畳んでみて、着物を身近に楽しみま
しょう。                                     (布ぞうり教室・きものサロン)
今年のお正月には、詩吟の先生に絵札を読んでもらい、素敵な着物姿の参加者もいて、ちょっと
贅沢な「百人一首のかるた会」も楽しみました。

とにかく何かを始めるきっかけになったり、「私たち世代が知っている古い日本の心」を語り継ぐきっ
かけになれればいいかな・・・と思っています。                  (百人一首かるた会)

今年になってようやく、ブックカフェ本来の「読書サロン」や「読書会」も始まり、吉田さんプロデュース
の「カフェ・エクリの文学講座」が開けるようになりました。
この他にも、吉田さんプロデュースで今年8月に開催した「平和を語る会」もなかなかの盛況でした。
来年からは終戦記念日のイベントとして「されど・・・平和を語る会」をライフワークにしようと考えて
います。                                      (エクリ・平和を語る会)

次世代からの発信!
                                             
お昼ごはんを食べながら、つかの間の読書を楽しまれるれる人。子育ての合間のおしゃべりを楽
しまれるお母さんたち。こたつに座り赤ちゃんを寝させ、ちいさなお子さんに絵本を読んであげる
若いママ、皆さん異なったされど・・・の楽しみ方をされています。    こたつ風景・店内風景
どのように使われようと大歓迎。それが、私のされど・・・であり、皆さんにとってのされど・・・です
から。加古川図書館ゆかりの三島由紀夫や車谷長吉の実家がかつての職場のま近くだったり、
玉岡かおるさんが近くに住んでおられたり、高砂に山頭火の歌碑がいっぱいある公園があったり
とか、意外と知られていない
事実や知ってもらいたい大切なことがいっぱあります。最近、徐々に珍しい本や地域の資料が集まっ
てくるようになりましたが、もっともっと、されど・・・の書棚を充実させ、微力ではありますが「地域から
の魅力を、加古川からの発信」のできる様なブックカフェにしていきたいと思っています。

本とコーヒー、そして人との出会い

それが 音楽・勉強会・サロンさまざまなイベントに、ちっぽけな空間が限りなく楽しく、心地よく広が
っていきます。けれど何よりの自慢は、されど・・・に集う人たちの素晴らしさです。されど・・・のお客
さんなんだけれども、されど・・・の住人みたいに店を盛り上げてくれます。席を譲り合うのは当たり
前、先に来ている人は、自然に初めての人にさりげなく気づかってあげる、されど・・・にはそんな
優しい雰囲気があります。これからも心地よい時間と空間を提供し、何かを始めるきっかけを、
情報をどんどん発信していける場でありたいと思っています。

私の子供の頃、近所にいろんなことを教えてくれるおばさんがいたように、されど・・・に行けば、何か
わかる。何か話せる。出会った人どうし、何気なく情報を交換できる、いつまでもそんな場所であれた
らいいなと思っています。

町のはずれの何の変哲もない、ちっぽけな「ブックカフェされど・・・」ですが
そこにはあったかいプライスレスのみんなの心が詰まっています。

大変なのは続けていくこと!

101歳で現役銀座クラブのオーナーだった尊敬する有馬秀子さんのように
「ブックカフェ されど・・・」100歳目指して頑張ります!
大好きな「マローンおばさん」のように
   「あなたの居場所ぐらいここにありますよ」といいながら・・・。
by bookcafe-saredo | 2009-10-06 16:19 | されど…ができるまで

開店の軌跡


ブックカフェ、されど・・・ができるまで

2004.4    雑誌「ダヴィンチ」で[フォスフォレッセンス]の記事を見つけ
初めて[ブックカフェ」に遭遇し、ショックを受ける
これだ!!わたしが長年、夢に思い描いてたこと!!

2004.8    仕事が一段落した夏休みのある日…
待ちかまえたように東京、三鷹のフォスフォレッセンスを訪ねる
そこで姫路市飾磨区出身の車谷長吉を知る 柴田翔、宮沢賢治、尾崎豊に
続く研究人物をget!
書斎館、カフェ・オーディネール、文鳥舎、アプレミディ、
オーカフェ、カウブックスetc.訪問!ブックカフェオープンの夢が固まる

2004.9   高校の同級生のお寿司やさんに土日限定の見習い修行を頼み込み
商売の勉強を開始
ライブハウスALL初体験、店のBGMをジャズに決定!

2004.10   神戸新聞の奥様手帳にてCORENOZの記事を発見!!
神戸の山手、坂の途中というロケーションにおしゃれな本とBGM、スコーンとキッシュが美味!書斎なカフェというフレーズも新鮮。。
北野トリトンカフェの2階窓際席から街路樹越しに眺める風景が抜群、
南京町はずれM&Mでは2階へ上がる階段と落ち着いた大人の雰囲気。そして 何より、壁一面を飾るレコードとその音楽が 素晴らしい!!

2005.4    お寿司屋さんの半年の見習い終了!益々夢の実現に胸膨らむ。
六本木ヒルズ、テーゼ,娘の新居訪問  
レトロな加古川市立図書館との衝撃の出会い・・・
三島逸話の松の木といい、ひなびた町並みに学校あり、税務署、郵便局、 れんばい市場あり。「ここだ!」とひらめき、このあたりに開店を決意。
長年習いたかった陶芸を、実家近くに窯元があるのを知り、急いで見学!

2005.5   図書館周辺での物件を住宅地図で探す
陶芸教室入門
とうとう、姫路にもブックカフェ出現!その名は TREE HOUSE BOOKSTORE

2005.6   少々あせっていると、2件の物件を発見!不動産屋さんに報告。 
間もなく1件は創作料理のお店開店。他方のブティック跡の物件に絞り込む。
夢が大きく現実に近づく。

2005.8     ニュージーランド旅行
ニュージーランドの雄大さとおおらかさにカルチャーショックをうけ         
これからの人生の夢を実現させるパワーをもらう。

2005.10    退職願、提出
京都 HELLO!,ANGER(ユトレヒトの江口さんプロデュース)
神戸 ファビュビラスオールドブック、ヴィレッジヴァンガード
地元のケーキ屋社長さんの阿蘇山に感動し、阿蘇支店出店の熱いエピソードに
私も感動!大いに刺激を受ける。

2005.11    図書館周辺見直し
超地元の不動産屋さんを訪問、書店跡を紹介される

2005.12    昭和35年創業の書店跡、見学
1F.2F、各9坪かなり古いが、柱は使用可の物件。
かろうじて、南に図書館の雄姿を小さく望むことができる。
交渉は新年明けに!!

2005.12   オーナーさんに鍵を借り、改めて古い書店跡を見学
古さに慣れたせいか、今回はあまり驚かず!しかし、なんともお粗末。
救いはトイレが水洗だったのと、南の家の屋根越しの図書館が思いの外よく見
えたのがよかった。1階に車を2台止めるようにして家賃があえば、考えてみても
いいかな??と自分にいいきかせる。
しかし、はたしてあの建物で使えるところがあるのか・・・疑問??
家賃をはっきり聞いた方がいいとアドバイスをもらう。
ついでに、かねてより気になっていたもう一つの物件について尋ねる。しかし、
書店跡よりさらに古く、外観はまだしも中は使い物にならないとのこと。
さらに、西隣の家との壁が一つのため、工事することが不可能で、貸せないと いわれ、
パトリス・ジュリアン風の店の夢は消滅!!
帰りに図書館前に見つけた「貸家」の張り紙が気になり、不動産屋さんにお願いして、とりあえず見学させてもらうことにする。ところが・・・
思ってたより内部が使えそうだったのと、二階から見える図書館の景色に一目で参った!ここで開きたい!!家が決まったので、必然的にコンセプトも決まった。「和のブックカフェ」これしかない!

2006.3    契約!! 4月1日からわたしの場所…
いよいよマイブックカフェの場所確保!

2006.6.30   29年間勤めた職場を退社。
長かった!しんどかった!正直いっぱいいっぱいだった。
太く短くより、細く長く、生涯現役を目指してセカンドステージに向けて、さあ出発!!


2006.7.2    駐車場契約!これでゆっくりわたしの店に滞在できる!
退職後の残務整理と役所関係の手続きに明け暮れる!
       
2006.8.22    ケーキ屋の社長さんのことばが答えた。大儲けをしようというのではない。家賃ぐらい儲けたい。それでも、やっぱり甘いのか??
もう、スタートしてしまっているんだから、やるしかない。
方法を考えよう。どうすれば可能か・・・とにかく、あの場所に住みたい!!
家賃他の経費をどうやって捻出する?

2006.9.2   ある日突然、工事は始まった!
不安に関係なく急に夢が現実のものになった。
和室の窓に書棚がついただけなのに、そこはもう夢のマイブックカフェの第一歩 になった。うれしい。わくわくする!!
待ちきれず、棚に本を並べてみる!よい!!なんて素晴らしいのでしょう。明日からが楽しみ!!
初めて古道具屋さんに連れて行ってもらう。
脚立・文机・わらたたき、現役で鳴る柱時計!
一気に店のイメージが固まる。
      
2006.9     とりあえず工事完了
探していた長火鉢の掘り出し物に遭遇!自在鈎、五徳、火箸を探しに神戸北野あこがれの古道具まるき屋へ!!ここで思わずイメージにぴったりのサイドボードを発見!!即、購入。

2006.10    念願のイームズのアンティークサイドチェアーを大蔵谷のセレクトショップで発見、即2脚購入あとは置いてみてから色を考えることに…

2006.12    スチームオーブンレンジ購入!さしあたって、シフォンケーキの練習開始!プレーン・紅茶・抹茶・バナナシフォンケーキ習得!あとスコーンも…
お昼ごはんをメニューに入れることを検討
コーヒー付き¥800-さらにデザート付き¥1000-ぐらいでは??

2007.3.7    食品衛生責任者養成講習会受講 帰りに保健所で検査の申し込みを済ませる

2007.3.9    保健所の立ち入り検査、合格!いよいよオープンの実感!!

2007.3.10       保健所の検査完了を待っていたように、予定日より早く初孫誕生!
孫のお宮参りを済ませて、オープンの日を4月21日(土)に決定!
急に慌ただしくなる。 
ショップカード、名刺、メニュー、ホームページの作成。
オープン当日は、ご近所、友人に寄ってもらいとりあえず、開店!
あとは、カードで通知するという方法で、ぼちぼち馴染んでいこうと思う!!
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2007.4   ブックカフェされど・・・案内状発送・ご近所まわり・看板設置
加古川税務署へ開店通知提出!
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2007.4.21 ブックカフェされど・・・オープン!!
by bookcafe-saredo | 2009-02-02 15:02 | されど…ができるまで