2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!本とJazzと珈琲と。定休日 : 月曜・第1,第3日曜&ほぼ第4火曜。 本の貸し出、販売しています。
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カテゴリ:本の紹介( 220 )

“ コンビニ人間

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コンビニ人間
村田沙耶香
文藝春秋

先日の“ アメトーーク読書芸人”で
推薦されていたこの本、
読みたかったんです。

新刊を買うのか、
もう少し待って古書で買うのか
思案していました。

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そんな昨日、偶然
Fさんが持ってきてくださいました。
こんな事ってあるんですね?!


さっそく読んでみました。

読み易かったです。
店員さんにしか書けない、
“ コンビニあるある”
分かり易く書かれていました。

うーーーん(。-_-。)


表紙帯より
コンビニこそが、私を世界の正常な部品にしてくれるー。

36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目これまで彼氏なし。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが・・・。

「普通」とは何か? 現代の実存を軽やかに問う衝撃作

本文p150
「一緒には行けません。私はコンビニ店員という動物なんです。その本能を裏切ることはできません。」

「いえ、誰に許されなくても、私はコンビニ店員なんです。

中略

こうして喋っている時間がもったいなかった。コンビニのために、また身体を整えないといけない。もっと早く正確に動いて、ドリンクの補充も床の掃除ももっと早くできるように、コンビニの「声」にもっと完璧に従えるように、肉体のすべてを改造していかなければいけないのだ。


最終ページ
私はふと、さっき出てきたコンビニの窓ガラスに映る自分の姿を眺めた。この手も足も、コンビニにために存在していると思うと、ガラスの中の自分が、初めて、意味のある生き物に思えた。


そうか?!これが読書芸人一押しの
芥川賞受賞作品ですか005.gif

いやはや えらい時代が来たものです。
何でも選べる自由があり、
何にも選ばない自由もある!

今や、そんな世の中ですか?!





📖📕




by bookcafe-saredo | 2016-11-20 21:13 | 本の紹介

“ 祐介”



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尾崎世界観
文藝春秋

スーパーでアルバイトをしながら、いつかのスポットライトを夢見る売れないバンドマン。
ライブをしても客は数名、メンバーの結束もバラバラ。恋をした相手はピンサロ嬢。どうでもいいセックスやささいな暴力。逆走の果てに見つけたものは・・・。

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先日、テレビ“ アメトーーク 読書芸人”で
又吉くんや光浦さんが推していた本です。
“ 祐介”
タイトルが子供の名前と同じ!
漢字まで同じだったので、
読まない訳にはいくまい!!
と、さっそく読んでみました。

売れないミュージシャンの
極貧で辛い毎日を綴った
“ 祐介” は、尾崎世界観の本名でした。

<本文P.138 より>
曲を作って練習してライブをする。時間をかけて、ありとあらゆる音を出してみた。それでもわからないことは誰かに聞いた。どうしたらいいのか。どうしたら良くなるのか。教えてくれない人ばかりだったけれど、教えてくれる人もいた。でも結局答えはわからなかった。
ライブハウスでもスタジオでも、どうしたって得られなかった達成感が、アルバイト先のスーパーでタイムカードを差し込むだけで簡単に得られた。ジッ、というあの小さな音に、まるで自分が認められているような気がした。

中略
もう音楽をやめようと思った。


読書芸人がこぞってお勧めのこの本は、
母親目線の身には、ちょっとしんどく、
いくつになっても“ 夢見る夢子さん” の私には
なんともザラっと後味が悪かったです。
ちょっと苦手です。

これが今流?!
いやいや、
同じようにお笑い芸人を目指す、又吉くんの “ 火花 ”には、
どこかスッキリとした読後感が残りました。
なぜでしょう??!

それがやはり、
芥川賞なんでしょうか?!034.gif







📓📕📚
by bookcafe-saredo | 2016-11-19 07:24 | 本の紹介

志方東小学校で。

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先日、10年ぶりぐらいで訪れた小学校で、
こんなに素敵な作文を見つけました。

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“ あこがれ仕事百科”
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しっかり書かれた文字とおしゃれな絵の
完成度の高さに驚きました。


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“ 命の重さはみな同じ”

重いタイトルとせつないワンコの目に
涙が出ます。

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今の小学生の感性を目の当りにしました034.gif
一日中、
廊下の展示を見ていたかったです。





📖📕
by bookcafe-saredo | 2016-11-14 07:35 | 本の紹介

“ 本の雑誌” 入荷!

大好きな “ 本の雑誌”をいただきました。

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図書館や書店でチラ見するものの、
買ったことがなく、
じっくり読んだことがなかったので、
とても嬉しいです053.gif

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なかなか読み応えがあります。

先日、ちょっと気になった
“ Title ” さんの記事もありました。

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棚の並びなんかも丁寧に紹介されています。

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こんな写真にそそられます037.gif

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京都恵文社一乗寺店の 元カリスマ店長、
堀部篤史さんの
“ 誠光社日乗”の連載も載っています。

“ 本の雑誌” 要チェックです。

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そう言えば昔、本の雑誌別冊の
“ 古本の雑誌” が欲しかったのを思い出しました!!

いよいよ、本の世界は深いです034.gif






📓📕📚
by bookcafe-saredo | 2016-10-27 23:07 | 本の紹介

“ミトン”

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ミトン
さく ジャンナ・ジー・ヴィッテンゾン
え レオニード・シュワルツマン
ほんあん はっとり みすず
河出書房新社 刊

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先日来てくれたKちゃんが、
お土産に絵本を持ってきてくれました。

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全世界で映画化された作品が
絵本になったものです。

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帯には 高畑 勲 さんのこんな言葉が綴られています。

[私と「ミトン」との出会いは大変古い。
女の子の 魅力、しぐさ、近眼の母親の演技から犬たちの仕草に至るまで完璧なのだ。その完成度は カチャーノフ作品随一といっていいのではないか。]

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ロシアの絵本といえば
「おおきなかぶ」と「チェブラーシカ」しか知らない私ですが、実はその「チェブラーシカ」の作家ロマン・カチャーノフの没後20周年の映画化作品でした。

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ミトンと仔犬
いかにもロシアらしい発想ですね!

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赤いミトン、
すっかり “こいぬ” です。053.gif


まだまだ知らない本の世界!
広いです。
いい絵本との出会いをありがとう。

さっそく来られた方が手にされ、
読んでおられましたよ003.gif
きっと優しい気持ちになられたことでしょう?!

よかった。





📕✨




by bookcafe-saredo | 2016-10-25 06:49 | 本の紹介

こんな本も入荷しています。

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少しづつ、色んなジャンルの本が入ってきています。

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気になる本がありましたら、
どうぞお越しください。

珈琲を飲みながら
ゆっくり読書するもよし、
借りるのもよし、
購入もできますよ029.gif

読書の秋、
あなたはどんな本との出逢いがあるのでしょうか053.gif







📕✨

by bookcafe-saredo | 2016-10-22 16:45 | 本の紹介

本をいただきました。

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ちょっと難しそう002.gif

個人では、絶対に手にすることのない本たちです。
ありがたいです。
それでも一冊くらい、
佐藤優さんの本を読んでみましょうか037.gif




📕✨

by bookcafe-saredo | 2016-10-06 11:45 | 本の紹介

“9月の文集”

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九月の文集
島田潤一郎
夏葉社


表紙は島田さんが描かれた、ご子息の絵です。
コレゾ島田Jr.って感じで 良いですね!
ここは「可愛いですね!」と 言っとくべきなんでしょうか?!(笑)

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先日来られた “ままや”さんの Kさんから、
100冊限定の夏葉社の貴重なお宝本をいただきました。

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こんなに小さな本の中にも
島田さんがいっぱい037.gif

ひとり出版社を立ち上げようと思われたきっかけや、
亡くなった従兄弟のお兄ちゃん為に創られた
「さようならのあとで」 のことなんかも書いてあります。

そして こんな風に
おひさまゆうびん舎のことも書かれていました。


「おひさまのある世界
お父さんはつらいことがあると、とりあえず遠くへ行く。そして、たくさんの人と話をする。

遠くには、すばらしい人が、場所があるのを、僕は知っている。たとえば、姫路。
おひさまの射す、小さな世界。」


おひさまゆうびん舎5周年!
こんなに素敵な場所になっているんですね。
嬉しいです003.gif

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大好きな神戸の海文堂が閉店したことに心を痛められ、
こんな思いを書かれています。



ぼくは、やっぱり、本屋さんは、文化であり、心であると信じているところがある。
本屋さんは、もっと、生活に身近な、普遍のものなのだ。そうした普通さ、それも、最高峰の「普通さ」が失われたことの意味は、とても大きい。

2013年9月30日が、大きな転機であった。そう振り返られる日が来るかもしれない。
ぼくは、そうならないために、活動をしていきたいと思う。


いつもの島田さんの 穏やかで優しい文章で,
なんだかほっとしました053.gif

どうかお体を大切に
いつまでも夏葉社を続けてください。
ひとりでも多くの方に 夏葉社の本を手に取ってもらえますように!!
応援しています003.gif




📕✨

by bookcafe-saredo | 2016-10-03 23:42 | 本の紹介

“ゆめのうしろ” 入荷しました。

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先日、ブログで紹介させていただきました
たつのの詩人、藤木明子さんの
“ゆめのうしろ” レビー小体型認知症の患者
Fさんのお手を煩わせて入手しました。

一緒に、
この本のことを書かれた“文芸姫路” も
いただきましたので、ご紹介させていただきます。

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文芸日女路の浜田多代子さんの文章は重いです。


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「詩人として尊敬している先輩で、私より十歳年上の才媛であった。
何処に居ようとも、おおきな存在感があり、抜きん出でた華のある人だった。」


「ゆめのうしろ」は避けて通れない人間の叫び。
どのように豊かになろうが、通らなければならない。
一人で旅立つしかない終焉を。
藤木明子さんからのメッセージは重い。

元気でいる間は、前を向いて歩こうよと。
ひたすら前進あるのみで、生きるなら、平均寿命より健康寿命を延そうと。

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渦中の人の言葉は重いです。
真実が心にびんびんひびきます。

この本は十冊の医学書よりも、
頭に残り、心に深く突き刺さりました。
是非、ご一読を!






📕✨






by bookcafe-saredo | 2016-09-15 13:35 | 本の紹介

“いつか旅する君へ”

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いつか旅する君へ
難波正司
常民学舎

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sāla 代表 難波正司さんの本をいただきました。
20代前半からの40年間に執筆された
コラム123選です。

第1章 旅人  35話
第2章 人生  54話
第3章 歴史  34話


シルクロードの権威として、
何かにつけ耳にするお名前ですが、
残念ながら私、面識がありません。

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なに分、歴史や社会方面には とんと疎い私、
何度か難波氏に触れさせていただく機会があったのに、
お会いできずにおります。

今回はFさんのご好意で 氏の
“いつか旅する君へ”
を読ませていただきました。


社会科の苦手意識が先に立ち、なかなか感情移入できなかった私ですが、
“深夜特急”が出てきたあたりから、すっかり夢中になってしまいました。


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「私は貧しい家庭の出を卑下したりはしません。それより世のお金持ちや有名人と、どこまで力の差をつけることが出来るかと思うと楽しくて仕方ありません」
大切な恩師の言葉や


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「いま私は制服をきちっと着こなし、それが格好良く見える人に憧れます」と、彼女の瞳はとてもピュアだった。
可愛い教え子の言葉に
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本棚は人を写す鏡だ。
さらりと書かれた筆者の言葉。

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自分が志した人生のルールから外れても、
世の中には成功者がいっぱいいることを
歴史小説「敦煌」は教えてくれた。

まったく、その通り!!

「敦煌」 同じように私も読んだはずなのに、
残念ながら当時の私には気づけませんでした007.gif


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さあ、単なる「移動」だけの人生にするか、
「旅」の人生にするかは、君自身の問題だ。
僕にはどうすることもできない。僕も今、自分なりの五十代後半を一生懸命生きているのだ。老いるだけの人生にならないために。


帯より
「シルクロード・シンドロームを患った旅人の熱い思いのが詰まった宝石箱」


たくさんの宝物が詰まっていました053.gif

歴史が苦手な人にもしんどくなく読める本です。
“シルクロード”にとどまらず、
難波先生の人となりに感銘を受けました。
胸に響く言葉が、ずっしり心に沁みています。

先生のこれからの旅にも目が離せません038.gif





📕✨


by bookcafe-saredo | 2016-09-09 17:32 | 本の紹介