2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!本とJazzと珈琲と。定休日 : 月曜・第1,第3日曜&ほぼ第4火曜。 本の貸し出、販売しています。
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カテゴリ:本の紹介( 220 )

“母の遺産 ”

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母の遺産 新聞小説
水村美苗
中央公論新社

“私小説” の水村美苗 P.524 の長編です。
2012年の作品ですが、海外とのGmeilの やりとりや、パソコンで仕事をする女性の姿が当たり前に描かれ、ナチュラルに今を感じました。

本紙 帯より
親の介護、夫婦の危機、忍び寄る更年期、老後資金の計算・・・・・・
実体験交えて描く赤裸々な内容に
多くの読者から共感と驚愕の声、続々!

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欲望に突き動かされ続ける母の存在 諦めというものを知らず、虎視眈々と隙を狙い、何かに感動し、生きていることの証を欲しがり続ける母の存在は、なんとおぞましかったことか。
老いは残酷で精神が空高く飛翔し血が湧き踊るのをいくら欲しても、感動を命の泉として受けられる杯そのものが、年ごとに浅くなっていく。母が人世から感動を求め続ける姿は、しまいに、いつも飢えと渇きに苦しむ餓鬼道におちた亡者のような様相を帯びてきた。

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P.475
娘は たんに母親から自由になりたいのではない。老い、酷たらしさを近くで目にする苦痛─自分のこれからの姿を鼻先に突きつけられる精神的な苦痛からも自由になりたいのではないか。
若いころは抽象的にしかわからなかった「老い」が、頭脳や五体を襲うだけでなく、臭覚、視覚、聴覚、味覚、触覚すべてをおそうのがまざまざと見える。
あれに向かって生きていくだけの人世なのか。


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P.520
離婚した女が趣味をビジネスに転じたりして、華々しく生を謳歌する話は新聞や雑誌でたまに紹介されるがそんな大それた再出発は望んでいなかった。ただ治療に専念できれば少しは体力が戻ってくるだろうし、体力が戻れば、気力も戻るだろう。そうすれば、今さら偉大なことはできなくても、何かはできる。



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やがて訪れるであろう現実に、見ないふりして過ごしてきた私でしたが、リアルに思い知らされました002.gif
私にはあまりにもハイソな夢の世界ではありますが、ガッツリ“老い”と 向き合うことができた一冊でした。



昨年末の、柴田翔 “地蔵千年・・・” あたりから、妙に“終活本”がマイブームにきています。
“備えあれば患いなし”
とはいえ
“高齢者”の定義が65歳 との見直し発言が出されたばかりの今日ですが (笑)









📓📕📚
by bookcafe-saredo | 2017-01-12 18:28 | 本の紹介

こんな本いただきました。

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今年も新年早々、
興味深い本をいただきました。

お遍路さんの講演をされるのに読まれた本や
書評で気になられた本たちです。
選書がわかり易いです!
はっきりしています。

とりあえずは気になる本は手にされ、
さくっと読んで、
文体や内容が、思っていたのと違うと
そこでやめられます。
潔いいです。
調べ物に使った本も、必要事項を書き出されたら、
即刻 手放されます。

さすが!!
頭のいい人の読書は違いますね。

なんだかなぁ?!
と思いながら、グズグズ読み続ける私。
買った以上は読まなければ!
と執着する自分。

日ごろ、
“ 嫌なことをする時間はない!”
と思ってる割に、進歩がない私です。

七十を過ぎてもまだまだ勢力的なMさん。
いっぱいお勉強させていただきました。

今年もよろしくお願い致します。040.gif


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お遍路関係の本は他にもあります。
よろしかったら、どうぞ037.gif








📕




by bookcafe-saredo | 2017-01-11 14:36 | 本の紹介

梅一輪。“ フィオナの海”

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年末年始の慌ただしさに紛れていたら、
いつのまにか 梅の花が咲いていました。

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季節は新春。
まぎれもなく移ろっています。


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昨年末にTさんがさりげなく置いて帰られていた
“ フィオナの海 ”
ようやく読みました。

今年度の”読書はじめ”です。
良かったです。
アイルランドのファンタジーな妖精伝説とでもいいましょうか?!
幼い日に、海で忽然と姿を消した弟を、
十五歳に成長した姉が生存を信じ探します。

ほっこり優しい気持で読めました。

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海が出てきてボートが出てくるので、
“ 思い出のマーニー” が思い浮かびました。
映画化されているみたいなので、
きっとそんなことを話して下さるつもりで持ってきて下さったんでしょうね?!
気づかずにごめんなさい008.gif

次回来られた時に、じっくりお話しましょう!楽しみにしています。







📚
by bookcafe-saredo | 2017-01-03 18:58 | 本の紹介

Casa BRUTUS ブック&ブックストア・ガイド


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買いそびれてた “BRUTUS” が届きました。

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Casa BURUTUS NO.201 Dec.2016
NEW STYLE BOOKSTORE
居心地のいい本屋さん

です。

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やっと読めました。

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先日行ったのに 定休日だった
“ 1003” が 載っていました005.gif

やっぱり、おしゃれです。

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前々から気になっている
“林の中の小さな図書館 ” も載っていました。
大分県竹田市の温泉にある長期滞在型の宿 B・B・Cに併設されている図書館です。

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海外の夢のような図書館や、

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最近京都にも出来た
“ BOOK AND BED” や、

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信州長野の上田にある巨大ネット古書店
“バリューブックス ”が去年の1月、
地元にオープンさせた実店舗
“ BOOKS & CAFE NABO” も掲載されていました。

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次回上京時には絶対行きたい
国立国会図書館も紹介されたありました053.gif



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北欧の素敵な図書館もしっかり
紹介されていて
凄いです053.gif


隅から隅まで 丸ごと一冊お宝本です。
購入してよかったです。



因みに表紙の蒼井優ちゃんが訪ねているのは、 「 読書するためのホテル
清家清設計の“ 野尻湖ホテル エルボスコ ” 」だそうです003.gif






📖

by bookcafe-saredo | 2016-12-30 21:41 | 本の紹介

ただ今 蔵書3500冊?!

棚卸しが完了しました。

これまでは、蔵書数は?と聞れると、2500冊と答えていましたが、
実は有に 3500冊を超えていました。
今年は、じっくり本と向き合い、補充した本も多々ありますが、びっくりです005.gif

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勿論、文庫本や雑誌も含みますが・・・。

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実はその雑誌こそが、こだわって集めた
本やカフェに関するお宝本なんです。

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よろしかったら一度 じっくりご覧下さい040.gif

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これからもこれからもぼちぼち、幸せになれる本を増やしていきたいと思っています。





📑📓📔📕📖📗📘📒📚
by bookcafe-saredo | 2016-12-13 12:09 | 本の紹介

“ さむがりやのサンタ”

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さむがりやのサンタ
レイモンド・ブリッグス さく・え
すがはら ひろくに やく
福音館書店

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もうすぐXmas!!
RAYMOND BRIGGS “ Father Christmas”
大好きな“ スノーマン” の作家さんの絵本です。
Mさんが、英語版を持ってきて下さいました。

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並べてみると、いいですね053.gif

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あなたはどっちを読みますか?!

「 どっちもですね」 なんちゃって。
by 綾瀬はるか CMより 037.gif






📕✨
by bookcafe-saredo | 2016-12-09 13:39 | 本の紹介

“夏の庭 ”

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夏の庭 The Friend
湯本 香樹実
新潮文庫


1994年に映画化され、
課題図書にもなり、
翻訳され世界でも読まれているに、
ちっとも知りませんでした。

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おばあさんのお葬式から帰った河辺は言った。
「 死んだ人って重たそうだった。」

p.20
「 この頃、なんか死んだ人のこととか、自分がいつか死ぬとか、死んだらどうなるんだろうとか、そんなことばっかり考えてしまうんだ。でもさ、頭では人間はいつか死ぬってわかっているつもりでも、全然信じられないんだよな」


「人の死を見てみたい」という、
不気味な好奇心の見張りが始まる。

最初はちょっと引き気味でした。

物語はやがて芽生える、
ヘンコなおじいさんと少年たちのふれあいに、ほっこり癒されます。

おじいさんと過ごした小学6年生男子のひと夏の経験が、
3人にとってかけがえないものにとなり、
末永く心の中に生き続けることとなるのでしょう!


p.105
でも、どこかでにみんながもっとうまくいく仕組みがあったっていいはずで、
オレはそういう仕組みを見つけたいんだ。

中略

音より速く飛べる飛行機があるのに、
どうしてうちにはおとうさんがいないんだよ。

と河辺は まくしたてます。


ヒラメのお造りが出来るようになりたい山下は、言います。

P.114
死んでもいい、と思えるほどの何かを、いつかぼくはできるのだろうか。
たとえやりとげることはできなくても、そんな何かを見つけたいとぼくは思った。
そうでなくちゃ、なんのために生きているんだ。


p.156
もしかすると、歳をとるのは楽しいことなのかもしれない。歳をとればとるほど、思い出は増えるのだから。そしていつかはその持ち主があとかたもなく消えてしまっても、思い出は空気の中を漂い、雨に溶け、土に染みこんで、生き続けるとしたら・・・・・・いろんなところを漂いながら、
またべつのだれかの心に、ちょっとしのびこんでみるかもしれない。
時々、初めての場所なのに、なぜか来たことがあると感じたりするのは、遠い昔のだれかの思い出のいたずらなのだ。
そう考えて、ぼくはなんだかうれしくなった。


p.204
「だけど、ぼくは書いておきたいんだ。忘れたくないことを書きとめて、ほかの人にもわけてあげられたらいいと思う」

この夏をおじいさんと過ごした三人は、
ずいぶん成長したようです003.gif

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📕✨


by bookcafe-saredo | 2016-12-08 07:59 | 本の紹介

“ 地蔵千年、花百年 ”

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地蔵千年、花百年
季刊文化 vol.69
柴田 翔
鳥影社



人生は ひとこまひとこまを
記録するために生きるのではない。


570枚ものこの長編を総じていえば、
東京郊外に住む、70を幾つも超えた男性の私小説のようなものと言えますが、
それにはあまりにも壮大で深いです。


地蔵千年、花百年
あの子 流れてはや万年
・・・・・・・・・
『日本のうた・補遺 』より


タイトルは古い“ 日本のうた” からでした。


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友人が送ってくれたメールで初めて知った
柴田翔の最新刊!凄く良かったです053.gif
久しぶりに、終わってしまうのが惜しいと思いながら読みました。
貴重な情報、ありがとうございました。

主人公の男性は実年齢の柴田翔より
少し若い設定になっています。
職業も大学教授や作家さんではありませんが、間違いなく柴田翔そのものです。

思えば、先日読んだばかりの
“ 突然にシーリアス”とは対局の
柴田翔特有の暗い人間の深層心理をつきつめた一冊でした。
久しぶりに、しみじみ柴田翔の世界に浸らせていただきました。

29歳で芥川賞を受賞した、
“ されどわれらが日々ー” から50年余り。
されど・・・の中で語られていた
“ やがてわれわれが年老いた時 ”
が80歳を越え現実となってしまった今、
柴田翔は何を思い、何を語るのか・・・
興味深かったです。

長い時間を掛け、行きつ戻りつ
それでも一気に読み終えたのですが、
その後も、自分の中で咀嚼するのに
随分時間がかかりました。

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されど・・・世代のその後の人生を
なんの変哲もない東京郊外の住宅街の
昭和の日常にからめ描かれています。

グローバルな世界観あり、政治色あり、
商店街の人々との暖かい係わりがあります。

身近な人物の病いや妻の死が
主人公に老いの覚悟をさせ、
人生のたそがれ時を一人生きる様が
ありありと綴られていました。

久々に文学を読んだ満足感に浸っています。

文学って、本当に良いですねぇ053.gif
81歳にして570枚の長編!
作家にして、大学教授を治められた後の
柴田翔の人生のたそがれ時 ”
素敵すぎです。


“地蔵千年、花百年 ”
“ されどわれらが日々ー”と共に
さらなる発見を求め二度三度、
深く、読み続けたいと思います037.gif






📓📕📚



by bookcafe-saredo | 2016-12-02 23:18 | 本の紹介

“突然にシーリアス ”

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突然にシーリアス
柴田翔
筑摩書房
1992年2月15日 初版発行


先日、
“季刊文化 ”vol.69 を探しているとき、
am͜a͉zonで 偶然見つけたこの本、
さっそく購入し、読みました。
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迂闊でした。
実は、家にありました。
なのに、読んでいませんでした。

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良い感じのシンプルな装丁です。

一気に読みました027.gif
397ページの長編です。
戦後70年のこのタイミングで
この本を手にしたなんて!!

“日本国憲法を誦する堅介老人” 登場!
実は1992年発行です。
旧友との再開と老い。
今が、読むべくして読む
タイミングだったんですかねぇ003.gif



本書帯より
突然ですが平和憲法を守りましょう。

毎朝、日本国憲法を朗々と誦する堅介老人。その妻、名脇役としてならすお径さん。
可愛くもけなげなムムちゃんに多少優柔不断なボーイフレンド・エイシン・・・・・その他その他、
高潔の様でようで俗っぽく、いいかげんなようできまじめな人々が世紀末に縦横にかけめぐる。
この人たちは、いったいどんな明日をむかえることやら。

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柴田氏の長編ですが、
ユーモラスで、展開も早く
“ ラブコメ”のようにサクサク読めました。


はじめに より
そうなのだ。
結局のところ、話を始めるのにいちばんいいのは、
「むかしむかし、あるところに」
 と語り出すことなのだ。


と言うことで、
まるで昔ばなしを語るように始まります。

そして終わりには
爽やかな、結末が用意されていました053.gif

「堅介先生は立派でしたわ。先生は私に何もかも惜しみなく与え指導して下さるだけで、私から何ひとつ要求されませんでした。
だから私のなかで、堅介先生が決して忘れられない方になったのです。人生を後悔するのはやめましょう。その必要もありませんわ。私たちの人生は,各々そのままで、充分いい人生だったじゃありませんかー」

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終わりに
かくして1980年後半のある年の冬の始めに始まった物語は、次の年の秋の末にはめでたく終った。

中略

堅介老人はピッコロ・ゴンザの他にも一二出演の機会はあったが、総じて言えば閑な毎日である。そう言えば、暫く途絶えていた毎朝の運動メニューがまた復活し、堅介老人の朗唱する日本国憲法がムムの朝寝を脅かすようになった。

後略







*


   





by bookcafe-saredo | 2016-12-01 22:11 | 本の紹介

マイブームは “柴田翔 ”

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一昨日来られた男性が、
トイレに置いてある“ されどわれらが日々ー”の文庫本を持ってこられ、
「この本読んで良いですか?
これってこの店の名前の由来ですか?」
と 聞かれ、ちらっと読んで下さいました。

トイレに置いてある本に、
ここまでリアルに反応していただいたのは
初めてです。
嬉しかったです053.gif

そして間違いなく今、
“柴田翔“ きてます!!

最近・・・、もう既にいつだったのか、
定かではありませんが、
何かの拍子に ネットで、
嵐の櫻井翔くんの名前の由来が、
おかあさんの柴田翔好きで付けられた事を知りました!

はたまた、季刊文化で
“ 千年の地蔵、百年の花”が発表されたことを知りました。

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最近、“ 突然にシーリアス”を購入。
持っていたことにショック!
読んでなかったことにびっくり!

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とにかく又しても今、間違いなく
“ 柴田翔” マイブームの
されど・・・ “ われらが日々 ”です。






📖



by bookcafe-saredo | 2016-11-21 19:55 | 本の紹介