2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!本とJazzと珈琲と。定休日 : 月曜・第1,第3日曜&ほぼ第4火曜。 本の貸し出、販売しています。
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2017年 01月 12日 ( 1 )

“母の遺産 ”

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母の遺産 新聞小説
水村美苗
中央公論新社

“私小説” の水村美苗 P.524 の長編です。
2012年の作品ですが、海外とのGmeilの やりとりや、パソコンで仕事をする女性の姿が当たり前に描かれ、ナチュラルに今を感じました。

本紙 帯より
親の介護、夫婦の危機、忍び寄る更年期、老後資金の計算・・・・・・
実体験交えて描く赤裸々な内容に
多くの読者から共感と驚愕の声、続々!

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欲望に突き動かされ続ける母の存在 諦めというものを知らず、虎視眈々と隙を狙い、何かに感動し、生きていることの証を欲しがり続ける母の存在は、なんとおぞましかったことか。
老いは残酷で精神が空高く飛翔し血が湧き踊るのをいくら欲しても、感動を命の泉として受けられる杯そのものが、年ごとに浅くなっていく。母が人世から感動を求め続ける姿は、しまいに、いつも飢えと渇きに苦しむ餓鬼道におちた亡者のような様相を帯びてきた。

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P.475
娘は たんに母親から自由になりたいのではない。老い、酷たらしさを近くで目にする苦痛─自分のこれからの姿を鼻先に突きつけられる精神的な苦痛からも自由になりたいのではないか。
若いころは抽象的にしかわからなかった「老い」が、頭脳や五体を襲うだけでなく、臭覚、視覚、聴覚、味覚、触覚すべてをおそうのがまざまざと見える。
あれに向かって生きていくだけの人世なのか。


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P.520
離婚した女が趣味をビジネスに転じたりして、華々しく生を謳歌する話は新聞や雑誌でたまに紹介されるがそんな大それた再出発は望んでいなかった。ただ治療に専念できれば少しは体力が戻ってくるだろうし、体力が戻れば、気力も戻るだろう。そうすれば、今さら偉大なことはできなくても、何かはできる。



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やがて訪れるであろう現実に、見ないふりして過ごしてきた私でしたが、リアルに思い知らされました002.gif
私にはあまりにもハイソな夢の世界ではありますが、ガッツリ“老い”と 向き合うことができた一冊でした。



昨年末の、柴田翔 “地蔵千年・・・” あたりから、妙に“終活本”がマイブームにきています。
“備えあれば患いなし”
とはいえ
“高齢者”の定義が65歳 との見直し発言が出されたばかりの今日ですが (笑)









📓📕📚
by bookcafe-saredo | 2017-01-12 18:28 | 本の紹介