どうまんの一つ火 |
“どうまんの一つ火”
ふるさと絵本 3
山本禎一 文
山本義彦 絵
岸の正岸寺に伝わる
民間陰陽師 蘆屋道満の民話です。
大陸よりの渡来人の末裔とも思われ、式神を自在に操る凄腕呪術師で、
安部晴明も恐れていたといわれています。
ヒーロー安部晴明と悪役蘆屋道満。後に浄瑠璃や歌舞伎の中で伝えられたお話は、
ほとんどがこの勧善懲悪な お話になっているようです。
と言うことで、
3部作の2“どうまんの一つ火” を
ずっと探しているのですが手に入りません。
ところがところが
なんということでしょう?!
昨日来られた 町内会長さんが、
この絵本をスキャンしたUSBデータを持っておられたんです。
ご親切にさっそく、
パソコンにコピーしてくださいました。
岸の正岸寺と、天下原の “こけ地蔵”に絡んだ民話なので、
地元の会長さんが持っておられても、不思議はないのですが、
他の用事で来られたのに、
たまたまUSBを持っておられたと言うのには、びっくりしました。
されど•••がここにあってしなければならないのは、
地元の民話や歴史を遺し、広めること
だと思うのです。
とても嬉しい お出逢いでした。
読み聞かせ風に、紙芝居風に、如何ようにも、
お見せできたらと思っています。
興味のある方は是非、お声掛けください。
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