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2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!   本とJazzと珈琲と。        定休日: 月曜 ・ 第1、第3 日曜&ほぼ第4火曜日。      本の貸し出し、販売しています。
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「父・藤沢 周平との暮し」

藤沢 周平さんのお嬢さんが書かれた
「父・藤沢 周平との暮し」という本を見つけました!
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普段、時代小説はまったく読まず、
藤沢 周平さと言えば「蝉しぐれ」ぐらいしか読んだことのない私ですが、
表紙がいかにも「普通の父娘」風の写真だったので、
何気に手に取り、読んでしまいました。
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長女の生後8ヶ月で奥さんを亡くされ、
今で言う「イクメン」を
身を持って誠心誠意こなしながら、
正規の仕事に、創作活動に、
精を出されたお姿に、涙しました。

その後、新しい奥様を迎えられ家事から解放された後も、
学校へ行くお嬢さんより先に起き、一緒に朝食をとられ、
夕方まで執筆活動!という生活スタイルを通された
作家藤沢周平さん!

なによりも家族を愛し、
あくまで自分の意志を貫き通し、
「普通が一番」
を生涯実践された「カタムチョ」なお姿に感動しました。

書き上がった原稿は真っ先に奥さまが目を通され、
一度たりとも編集者に迷惑をかけること無く、
締め切りを守られたとか!

それを「普通」とされる
藤澤周平!カッコイイemoticon-0152-heart.gif

遅まきながら、ちょっと読んでみましょうかemoticon-0102-bigsmile.gif

カッコイイと言えば、
解説が、今は亡き 児玉 清さんでした!

いつもの穏やかな紳士然とした語りで、
あまりにも児玉 清さん風の素敵な文章だったので、
いっぱい書き出しておきますemoticon-0106-crying.gif

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「本書を読むことによって、藤沢さんという作家の人となりが
作品と実に分かち難く綿密に結びついていることを慄然と襟を正す思いで知ることとなった。言葉を替えれば、藤沢作品のすべては、作家藤沢周平の普段の生活の信条に基づいていることに改めて確信を待ったと言うべきか。そんなの当たり前さ、と言うなかれ、当たり前のことを当たり前に実行することが凄いのだから。」

『父は、普通でいること、平凡な生活を守ることにこだわっていたのです。』(本文より)
藤沢さんの口癖のようであった『普通であれ!!』これを守ることが実はいかに難しいことであるか、大変なことであるか。それは、まさに日々、心の戦いを強いられることだ。
見栄を張るな。自分を大きく見せようとするな。自慢するな。絶えず謙虚であれ。ひかえ目であれ。藤沢さんが終始父として娘の展子さんに言い聞かせていたことを本書で知り、そのあまりの正しさに僕は暫しの間、息を飲んだものだ。また、失敗をするのが人間だ。だが、失敗から大切なことを学びなさい。だから失敗を恐れるな。さらに家庭での躾の問題。勉強と学校に対する考え方。どれを取って
も、そのひとつ一つが藤沢作品とおなじく人生にインパクトをもたらす箴言となっている。

中略
展子さんの記述によって明らかにされた父である作家藤沢周平の真の姿に、この作家に偽りは無い。僭越な言い方になってしまうが、本物である、と。僕は心底感嘆した。
信子さんによって次々詳らかにされる父との暮らし、そこからうかがわれる作家、藤沢周平の父としての姿は実に微笑ましい。しかもそこには行き届いた心、先を見通す洞察力を含め、決して猫可愛がりをしていたのではない大人の知恵が満ちあふれていて、折に触れ、心を打たれる。教育とは、躾とは、かくあるべきか、と何度もうなずくことになる。すべては一番いいという言葉が凄い説得力を持つ。」

久しぶりに、清々しく爽やかな感動に浸れた一冊でしたemoticon-0152-heart.gif
by bookcafe-saredo | 2013-10-08 08:23 | 本の紹介