2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!本とJazzと珈琲と。定休日 : 月曜・第1,第3日曜&ほぼ第4火曜。 本の貸し出、販売しています。
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村上 龍「最後の家族」

苦手な村上 龍の作品を、
初めて清々しい気持ちで、一気に読み終えました。

ひきこもりの子供を抱え た家族が、その引きこもりを解決していく過程で、家族そのものが崩壊していくという、ちょっと辛いお話です。

最後の家族
「家族について書かれた残酷で幸福な最後の物語」

なんて帯に書かれていたので、今回も恐る恐る読んだのですが、、、
今回は初めてそんな期待を裏切ってくれました。
a0111166_22123224.jpg

さらに帯に
「この小説は、救う・救われるという人間関係を疑うところか
ら出発している。誰かを救うことで自分も救われる、という
ような常識がこの社会に蔓延しているが、その弊害は大きい。
そういった考え方は自立を阻害する場合がある。
                        村上龍」
と書かれ、

本文ではこう書かれています。
「おかあさんは、あなたのためにいろいろな人と話すうちに、自立したんじゃないでしょうか。
親しい人の自立は、その近くにいる人を救うんです。一人で生きていけるようになること。それだけが、誰か親しい人を結果的に救うんです」

ストンと胸がすく思いがしました!
軽薄かもしれませんが、全く同感です!!

情けは人のためならず。

「下流の宴」で林真理子さんも同じようなことを書かれていたような、、、
さらに、わが尊敬する柴田 翔先生も愛読書の中に
「自分がとらわれていてどうして自由になれましょう?!」
と書かれていましたっけ、、、

皆さん、一人でも生きていけるようになりましょう003.gif
by bookcafe-saredo | 2013-10-02 22:04 | 本の紹介