2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!本とJazzと珈琲と。定休日 : 月曜・第1,第3日曜&ほぼ第4火曜。 本の貸し出、販売しています。
by bookcafe-saredo
プロフィールを見る
画像一覧
カテゴリ
全体
今月のされど・・・
お知らせ
アクセス
イベント
本の紹介
一日一冊
ギャラリーでは
行ってきました
こんなことがありました
勝手にPR
紹介していただきました
テレビで
されど…ができるまで
MEMO

おすすめ
営業時間
Am10:00~Pm6:00(冬時間Pm5:00)
お休み

毎週月曜 & 第1・3日曜、第4火曜
12月のお休み

3(日)・4(月)・11(月)・17(日)・18(月)・25(月)年末年始休業 12/29(金)~1/4(木)

気になる出版社
★クラフトエヴィング商会★歴史民俗誌サーラ★夏葉社★ミシマ社
本のあるお店
加古川・姫路付近
★おひさまゆうびん舎 姫路★蚊帳文庫 神戸★Quiet Holiday 姫路★ギャラリー工房そら?★子供の本・ジオジオ?★janjan-market?★書肆 風羅堂 閉店 ★トキシラズ 相生★BOOK ART Cafe あーてぃ 姫路★本と。★ゆう風舎 相生
神戸
★うみねこ堂書林★ウラン堂 苦楽園★エメラルドブックス★口笛文庫★CORENOZ★書庫バー ★書肆スイートヒア・アフター 閉店 ★segodon★1003★トンカ書店★バーンシェルフ 三田★ハニカムブックス★ポレポレ書舗★マルダイ書店★ワールドエンズガーデン
大阪
★スタンダード ブックストア
★梅田蔦屋★ブルックリンパーラー大阪
東京
★snow shoveling ★代官山蔦屋書店★phosphorescence ★森の図書室
番外編
★麦小屋 北軽井沢NY
★ハウジングワークス ブック&カフェ

レストラン&カフェ

★アンコムチュア★El・Liston★おかげさま★OKONOMIYAKI&CAFE COCOYA★お米ギャラリー大手前 姫路★Otogi cafe 神戸★KAゑMON★カフェ&バー アンセム 神戸★Cafe GEEEKカフェ&ギャラリーSA・RA★Caffe nero 姫路★comecome 芦屋★カフェロッシ パルチザン★ガレリア アーツ&ティ たつの★北の椅子と 神戸★ギャラリー&カフェBASS★ギャラリーキッサ三知★Coffee LABO FLANK 神戸★コンコンブル★シダーブックブラザーズ★じょっぴんや★スカーレットの小鳥 閉店 ★慈雨 ★slow cafe toco-toco★空箱 ★dining cafe SECIL★チャッツワース★ダイニングカフェ霑 姫路★鶴池レンガ館★Toukokuu-cafe★n.b.cafe 姫路★ニムカフェ 神戸★パーランド 姫路★バークリー 姫路★ファーマーズキッチン・イヌイット★花そば料理・ゆう 姫路★はま茶★Frogman's Cafe 閉店 ★ビアンコネロ  神戸★眉月★BECAUSE 移転★HOLT COFFEE AND TREATS ★MY ROOM★マクロビオティク ことこと 閉店★まどいせん★ままや 姫路★有機茶房ごえん★ル ソレイユ エ ラ リュンヌ ★ロージーカフェ ★ドイツワイン ローテローゼ 神戸★りんごの木 福崎★yukashi 姫路 閉店
パン&スイーツ
★イスズベーカリー 神戸 ★カリカリちゃん 姫路 ★キッチン工房パンダ ★児玉久美子菓子製作 高砂 
雑貨&帽子屋さん
★あさのは商店 姫路★itsumo 宍粟★オルタンシア★ハクトヤ 篠山★フウカ 花+器  姫路★pen and messaji 神戸★moi★ろくやおん★帽子屋LOTUS 姫路
ギャラリー
★ギャラリー集★陶工房希器★ギャラリー天心
姫路
★川のほとりの美術館★歓創居★ギャラリーとーく★古民家ギャラリーWEARCH(ウィアーチ)閉店
その他
★居空間rococo ★遊びの空間 楓★カフェ エクリ★ガハハゲストハウス★観音工房★コワーキングスペースmocco★刺し子・裂き織 白井克明★高御位神宮★谷間の家 さんきら★篆刻・彫々葉★東播Jazz倶楽部★されど・・・salut 閉店★読読★自宅ネイルサロンなおなお
動画
★されど・・・ワイン倶楽部&ギター・クラリネットミニライブ★手作り楽器ワークショップ&コンサート in saredo★ね~さんず
憧れのお店
★ショーゾーcafe★森彦
以前の記事
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
more...
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
本・読書
日々の出来事
画像一覧

「シズコさん」読みました!

「100万回生きた猫」で有名な、
絵本作家の佐野洋子さんの書かれた「シズコさん」です!
a0111166_19471251.jpg

私は、母の手をさわったことがなかった。抱きしめられたこともない。
あの頃、私は母さんがいつかおばあさんになるなんて、思いもしなかった――。
シズコさんは洋子さんのお母さん。結婚して北京で暮し、終戦、
引揚げの間に三人の子供を亡くし、波瀾の人生を送る。
ずっと母親を好きではなかった娘が、はじめて書いた母との愛憎。
                                 (本書の帯より)

人は時として、「しんどい」とか「つらい」とか
愚痴を言ったり、弱音を吐いたりします!

そんな時、武田鉄矢のおかあさんは
「そんときは死ね!てつや!こん馬鹿モンが!・・・」
と続いたような気がします。

私にもあります。
こんなに毎日好きなことができて、思いっきり幸せなのに、
それでも、しんどいときがあります。

そんなとき、
先日新聞で佐野洋子さんの訃報を目にし、以前から気にかかってた
この本に出会い、ようやく読めました。
この本を、角田さんはこのように紹介されています!


     ゆるされ、ゆるす     2008年5月号 波より
                                 角田光代
 母親について書かれた本である。小説ではない。
シズコさん、というのは著者の母親だ。
九十歳を過ぎて、老人介護施設で暮らし、
自分がだれであったのか忘れてしまった母親である。
 著者はずけずけと書く。
母親をいっぺんも好きになったことがないと書く。
読んでいてもこの人と母親の相性の悪さはひしひしとわかる。
母親は、ごめんなさいとありがとうを絶対に言わない。
娘のことを決して褒めない。
北京から一家で引き揚げ、山梨で暮らしていた三年間、母は娘を虐待すらする。
じゃあこの母親は、悪い母親なのか。
そんなことはないと読んでいればわかる。
この母親はかっこいい。
教え子や友人を、教師の父親がどんなに遅く連れて帰っても
、文句も言わず手料理を並べてもてなす。
二十歳で亡くなった教え子のひとりは、
死ぬ間際にこの母親に会いたいと言い、彼女は駆けつけすらする。
いつもきちんとお化粧をし、友人が多く、家事能力に長けている。
この母に、どんなに理不尽に扱われても理不尽と思わず、
感謝こそしていた幼い娘は、思春期に入って爆発的に反抗する。
ほとんど会話をしなくなる。
やがて娘は東京に引っ越し、結婚し、子を産む。
距離が離れたことで母子の関係は少しばかりなめらかになる。
母親は、同居した弟の妻に追い出される格好で、娘の家にやってくる。
次第に呆けはじめる。
そして娘は、母親を老人介護施設に入所させることを決意する。
そしてその後ずっと娘は、母親を捨てたのだと自身を苛む。
 介護施設で老いた母の痴呆はどんどん進み、
そして母ではなくなっていく。
母ではないその人は、母であったときには決して口にしなかった
ありがとうとごめんなさいを、「バケツでぶちまける様に」言いまくる。
子どもを産んだことはないと言う母は、仏さまのように柔和になる。
そうして母を一度も好きになれず、母に触れることができず、
そのことに責め苛まれていた娘は、あるとき唐突に、その自責の念から解放される。

さすが、角田さん!わかりやすくまとめられています。
感動を忘れないようにアップしておきます。

とにかく、読んでおいていい本だと思います。

ちなみに佐野洋子さん、昨年の11月乳ガンのため72歳で亡くなられました。
本文中に書かれていた乳がんが再発したんですね!
お悔やみ申し上げます。

長い長いお母さんの介護のあと、わずか数年で逝ってしまわれました。
なんだか辛いものがありますが・・・とりあえず、 
お疲れ様でした。

ご冥福をお祈り申し上げます。 合掌
by bookcafe-saredo | 2011-09-28 18:42 | 本の紹介