2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!本とJazzと珈琲と。定休日 : 月曜・第1,第3日曜&ほぼ第4火曜。 本の貸し出、販売しています。
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今月は「あさの あつこ」です!

M氏本の紹介 その6

あさのあつこ『弥勒の月』(光文社文庫2008.8)2006年2月刊2011年4月
            (次回予告 あさのあつこ『夜叉桜』(同じ2009.11)2007年9月刊)

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あさのあつこの出世作『バッテリー』は近年の代表的青春小説。彼女は8年以上も書き続け、完結
したのが、51歳という。現在57歳。藤沢修平の作品に影響されて、時代小説を書きはじめて、それが『弥勒の月』(とその続編たる『夜叉桜』)というので、興味をそそられた。

『弥勒の月』の書き出しが「月が出ていた。丸く、丸く、妙に艶めいて見える月だ。女の乳房のようだな。」 文庫本の解説の児玉清も「ドキドキするでしょう」と念を押している。女との関わりを綾なしながら、3人の男が登場し動きまわる。女おりんの死体の検分に立ち会った北定町廻り同心の若き小暮信次郎とベテラン岡っ引の伊佐治、それにおりんの夫の訳ありの遠野屋清之介。この
3人は勿論のこと、生きる人はみな来世を想いながら日々を繋いでいる、弥勒に会いたくて・・。

藤沢修平でもなく山本周五郎でもなく山本一力でもない文調とリズムで、語られていく。
信次郎と清之介の個性がぶつかり合い、こすれ合いする間柄がスリリングで、放って置くと物語の収拾がつかなくなりそうな場面で、双方をそばで見る伊佐治の素振りや感想が、話を中庸に戻し、
読者を安心させ、次への展開を期待してしまう。この呼吸というか、間合いというか、絶妙である。
これがご馳走の第一。伊佐治の感想も、常識を外すことなく、良質な言草が薫る。これが第二のご馳走。濡れ場が散見されるが、女あさのあつこの表現が第三のご馳走。

重要人物の筈のおりんの名はあれど、一度も登場しない。きっと続編で明らかにしてくれるであろう。訳あり清之介の生い立ちは語られるが、やんちゃ同心の信次郎についてはまだよく判らない。
二つの謎や如何に? 続編の『夜叉桜』への期待感をイヤが上にも抱かせる。憎いあつこメ!

 
おまけ                        
著者からのコメント
大人の男と少年の違いって何だろうと、ずっと考えていました。
本物の男って、闇をくぐって来た人なのでは──。
それが私なりの解答でした。
闇を知り、男は初めて大人になるのではないでしょうか。
読んで、みなさんなりの答えを考えて頂けたら嬉しいです。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
あさの あつこ
1954年岡山県生まれ。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、「バッテリー」シリーズで小学館児童出版文化賞を受賞。近年、児童文学から一般小説の世界にも活動の場を大きく広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
                                       以上 amazonより ★されど・・・
by bookcafe-saredo | 2011-04-22 17:43 | 本の紹介