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2007年オープン以来、一転二転。 今は自宅で小さなされど・・・を営業中!   本とJazzと珈琲と。        定休日: 月曜 ・ 第1、第3 日曜&ほぼ第4火曜日。      本の貸し出し、販売しています。
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ぐるりのこと!

今回もM氏ご推薦の本の紹介が届きました!

M氏本の紹介 その3

梨木香歩と『ぐるりのこと』
 (新潮文庫2007.7)  2011.3

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長崎俊一監督脚本の映画『西の魔女が死んだ』(2008公開)は、主演のおばあちゃん役がサチ・パーカーで、私の大好きな女優シャーリー・マクレーン(彼女は大の
日本贔屓)の娘だというので、観に行った。その時に原作が梨木香歩と知り、文庫本を取り寄せて読んだ。映画も本もとても良い印象を受けた。特に苺ジャムを作る
場面なんか・・。
次に読んだのは『春になったら苺を摘みに』(新潮文庫)。彼女が学生時代にイギリス留学時の下宿の女主人と住人たちとの素敵な生活を書いたエッセイである。
次に読んだ彼女の本『渡りの足跡』(新潮社2010.4)には感心した。渡り鳥の“種/むれと個”の関係について、ナチュラリストとして又バードウォッチャーとして沢山の観察例を、生物進化面から、また文明論的に、易しい言葉で丁寧に書き記したエッセイである。
数年間の異人種たちとの生活から、“種/むれと個”への関心が根を下ろしたものと
容易に想像される。
私の若い時に城山三郎氏と話をする機会があって、氏が小説を書き始めた動機が
“組織と個人について”であったと伺ったことがある。・・・類似している・・!
そんなこんなで、梨木香歩の文庫本から『ぐるりのこと』を読んでみた。解説によると氏の小説『沼地のある森を抜けて』(新潮文庫)の誕生前夜の思索の日々を
綴ったエッセイ集の由。なにせ真面目な人なのだ。城山三郎もそうだった。ボクは? !
さて本題。
その一:「隠れたい場所」・・豊かな緑で森をつくる、それが生垣。
 英国の田園風景で惹かれる生垣は、1000年前から農地の境界として出来たもので、
 草木は薬草の宝庫、虫鳥の棲家、狐の隠れ家・・であった。いつの間にか境界は有刺鉄線が取って変わってしまった。農地利用の効率のためであり、境界をハッキリさせたいためだった。隠れることを許さない、クリアーにしていくのを
急ぎすぎたと著者は言う。
 これに関連して思い出すことがある。10数年前に神戸のある地域に高層マンション群を開発する計画があった。どんな街にすべきか? が議論された時に、当時メンバーであった平尾誠二(元ラグビー全日本チーム主将)が「近頃の若者は親大人から見つからない、隠れられる場所が必要なんです。どのマンションからも見えないブロック塀が必要です」と提案した。そしてこれは街区設計に織り込まれた。・・最近のTVではなんでもかんでも露にすることは善であるかの如くである。生垣論から見てもブロック塀論からみても、世の中がおかしい、と思う(独断)。
その二:「目的に向かう」
 「上空1万メートルぐらいのところ、薄く漉いた和紙のような巻雲が、とても気持ちよさそうに西風に引っかかっている。」書き出しだけでワクワクする。
 「与えられたマニュアルでは、経験地を高めることなどあまり望めない。・・思考回路のマニュアル仕様の生活が十数年続くと思うとたまらない。・・立ち止まって
 深く長く考え続ける思考の習慣が、身に付きにくくなることだ。」
 最後が「空には新しい巻雲が、西に沈みゆく夕陽を受けて、輪郭を淡い薔薇色に
 染めながらどこかへ向かっている。」初めと終りの文章で、中身が難しかったのが 誤魔化されてしまった。 まだまだ面白いが、読む楽しみを残しておきましょう。
小難しいことを述べているが、要は“ぐるりのことにもっと目をむけよう”と・・。


実は私も「西の魔女が死んだ」は大好きで、されど・・・にも置いています。
何人かの方にお勧めしましたが、この本のことは知りませんでした。
リリーフランキーさんと木村妙江さんで映画化され、今もヒットしているとか・・・
Mさん、アンテナ高いですね!

失礼しました!訂正です。
映画と果歩さんの本は別物でしたemoticon-0106-crying.gif
カウンターに置いていた本を見られた方が、
「この本、映画になってましたよね。」
なんて言われたので、読む前に検索、
シッタカでUpしてしまいました。
ところが・・な、なんと、全くの別物でした!!

「ぐるりのこと」この本もなかなか、むずかしかったです。
映画繋がりで言えば・・・M氏最近お勧めなのが、
「阪急電車」です。電車の中の日常をほんわか、
ホームドラマのように綴られていて、とっても読みやすいです。
4月には、映画も一般公開されます。
されど・・・に置いて下さってますので、ぜひご一読を!!

そして最近、M氏にお薦めいただいた、
「静かなる旅人」を読み終えたばかりです。
ものすごい本なので、こちらも少しご紹介しておきます!

『静かなる旅人』ファビエンヌ・ヴェルディエ著 野口園子訳(静山社)
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重い本でした。
芸術のため何事も恐れず、あらゆることに身を投じた、すさまじい女性の本です。
若いフランス人女性が、20歳から30歳までの10年間、
文化大革命後の混乱と激動の最中にある中国に単身で乗り込み、
彼の地で革命を生き残った老大家たち(les vieux sages)に書や画を学び、
ついには東洋と西洋とを融合させた独自の書画の画風を確立し、
世界的に評価される画家となった・・・、
ファビエンヌさんの自伝であり半生記です。
by bookcafe-saredo | 2011-03-17 19:11 | 本の紹介